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◆◆◆◆◆ 楯崎神社(たてざきじんじゃ) ◆◆◆◆◆

 楯崎神社(たてざきじんじゃ)は渡半島(大峰山)の北西にあり祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)、綿津見神(わたつみのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)などです。
大己貴神は大国主命とも言い、国造りや農業、医療などの神として知られており、少彦名神は大己貴神を助けた神で二神とも出雲神です。綿津見神は海の神で安曇族(あずみぞく)の神です。 阿曇族は古代日本を代表する海人族として知られる有力氏族で、発祥地は筑前国糟屋郡阿曇郷(現在の福岡市東部:和白(わじろ)、新宮(しんぐう)、志賀島(しかのしま)あたり)とされる」と言われています。

現地にある楯崎神社縁起は字が薄くなりほとんど読めない。簡単に概略を書くと。
 楯崎神社(たてざきじんじゃ)は宗像宮(宗像大社)の末社75社の中のひとつと書いてあります。 また、「楯崎」の社号は、夷(えびす=未開な異民族の意味)が上陸して人民を殺傷したため、大己貴神(おおなむちのかみ)と后(きさき)の宗像姫大神が神軍を率い、楯(たて)を立て、鼓を鳴らして防御し、ついに敵を滅ぼしたことから付いたという。

後に神功皇后(じんぐうこうごう)が朝鮮半島に進軍するときに戦勝を祈り、凱旋(がいせん)したときに楯(たて)を奉納したという。また数百年後の平安時代(794年-1185年/1192年頃)の初期には、最澄(さいちょう)が遣唐使として唐に向かう途上、ここに立ち寄って航海の安全と宿願の達成を祈り、 自ら薬師阿弥陀観音像を彫刻して安置したことから、楯崎寺と呼ぶようになったそうだ。
平安時代の末期には西行法師がやって来て、
 さかおろす 楯石崎の 白浪は あらきしほにも かかりかるかな
という歌を残しています。

上記のこれらの話の場所は今の楯崎神社(たてざきじんじゃ)でなく今の薬師神社(楯崎神社奥の院)のことだと思います。今の楯崎神社は昭和28年の豪雨ののち、現在地に建てられたものだそうだ。家内安全、ぼけ防止、ひきつけ防止、眼病予防に御利益があります。

楯崎神社と薬師神社の動画(3分9秒)

●楯崎神社の位置はここ(Google map)
●薬師神社(楯崎神社奥の院)の位置はここ(Google map)

 
 


 ◆ 楯崎神社(宗像大社の末社)※境内の神社縁起には宗像宮に摂する七十五社のひとつと書いてある
楯崎神社(宗像大社の末社)※境内の神社縁起には宗像宮に摂する七十五社のひとつと書いてある

 ◆ 楯崎神社(たてざきじんじゃ)の拝殿の中。 家内安全、ぼけ防止、ひきつけ防止、眼病予防に御利益がある
楯崎神社(たてざきじんじゃ)の拝殿の中。 家内安全、ぼけ防止、ひきつけ防止、眼病予防に御利益がある

 ◆ 奥の院に行く途中にあり眺めが良い「恋人岬」( NHKテレビドラマ「ここにある幸せ」のロケ地になった場所)
奥の院に行く途中にあり眺めが良い「恋人岬」(NHKテレビドラマ「ここにある幸せ」のロケ地になった場所)

 ◆ 「恋人岬」からの眺め(「恋の浦」海岸などの眺めが良い) ※場所はここ ※ ビッグ写真はここ
「恋人岬」からの眺め(「恋の浦」海岸などの眺めが良い)

 ◆ 薬師神社(楯崎神社の奥の院)
薬師神社(楯崎神社の奥の院)

 ◆ 薬師神社(楯崎神社奥の院)は巨大な磐座(いわくら)がそそり立つ岩壁の下に祠(ほこら)がある
薬師神社(楯崎神社奥の院)は巨大な磐座(いわくら)がそそり立つ岩壁の下に祠(ほこら)がある

 ◆ 薬師神社(楯崎神社奥の院)
薬師神社(楯崎神社の奥の院でもある)
 ◆ 薬師神社本殿の格子の中には祠(ほこら)がある
薬師神社本殿の格子の中には祠(ほこら)がある
 ◆ 怖い顔の狛犬がある
怖い顔の狛犬がある


■■■■■ 楯崎の展望所 ■■■■■


 ◆ 薬師神社(楯崎神社奥の院)の境内から約100m
薬師神社(楯崎神社奥の院)の境内から約100m
 ◆ 距離は100mだがアップダウンが激しい
距離は100mだがアップダウンが激しい

 ◆ 途中の景色は良い ※ ビッグ写真はここ
途中の景色は良い
 ◆ 展望所のある最後の小山
展望所のある最後の小山

 ◆ ここが楯崎(たてざき)の岬の先端部(釣り人がいた。ここから海岸に下りれる)  ※場所はここ(Google Map)
ここが楯崎(たてざき)の岬の先端部(釣り人がいた。ここから海岸に下りれる)

 ◆ 先端部(左寄りの)パノラマ写真 ※楯崎展望所の動画(3分09秒) ※ ビッグ写真はここ
先端部(左寄りの)パノラマ写真

 ◆ 先端部(右寄りの)パノラマ写真 ※楯崎展望所の動画(3分09秒) ※ ビッグ写真はここ
先端部(右寄りの)パノラマ写真

 ◆ 海岸に下りて「くぐり岩」に行けるが道はハード
海岸に下りて「くぐり岩」に行けるが道はハード
◆ 最後の小山の登坂の所から左右の海岸に下りれる
最後の小山の登坂の所から左右の海岸に下りれる


■■■■■ 津屋崎鼻灯台(通称:親子灯台) ■■■■■


 
 

◆◆◆◆◆ 津屋崎鼻灯台(通称:親子灯台) ◆◆◆◆◆

 津屋崎鼻灯台(通称:親子灯台)は渡半島の南端部にあります。正式名称は津屋崎鼻灯台ですが地元では“親子灯台”と言っています。
なぜ、親子なのかというと? 
 灯台の2か所から閃光を出しているからです。一番高い所から発する閃光は毎4秒に1閃光で普通の灯台と同じです。 少し下にある四角い窓からは照明光が前の海の岩礁を照らすそうです。岩礁は岸から少し沖合にあり、いかにも漁船がぶつかりそうな場所にあります。 注意喚起のためにその岩礁を照らしているのだと思います。
1灯台の2か所から照明を発光するのは全国的にも珍しいそうです。なお、灯台の灯りは標高65mの位置にあり光が届く距離(光達距離)は12海里(約22.2km)です。

津屋崎鼻灯台(親子灯台)の動画(2分50秒)

 
 


 ◆ 津屋崎鼻灯台(通称:親子灯台) ※ 灯台の場所はここ (Google Map)
津屋崎鼻灯台(通称:親子灯台)

 ◆ 津屋崎鼻灯台の塔の高さは8.9m
津屋崎鼻灯台の塔の高さは8.9m
 ◆ 初灯は昭和39年(1964年)1月18日
初灯は昭和39年(1964年)1月18日
 ◆ 灯台の下の浅瀬(岩礁)夜には、ここを照らす
灯台の下の浅瀬(岩礁)夜には、ここを照らす

 ◆ 津屋崎鼻灯台(通称:親子灯台)から相ノ島が小さく見える
津屋崎鼻灯台(通称:親子灯台)から相ノ島が小さく見える

 ◆ 津屋崎鼻灯台への登り口(約15分で到着)
津屋崎鼻灯台(通称:親子灯台)への登り口
 ◆ 津屋崎鼻灯台(通称:親子灯台)のある山
津屋崎鼻灯台(通称:親子灯台)のある山


■■■■■ 池洲場(いけすば)跡 ■■■■■



 
 

◆◆◆◆◆  活洲場(いけすば)跡 ◆◆◆◆◆

 明治23年(1890年)に九州鉄道福間駅ができると津屋崎の繁栄は駅のある下西郷に移りました。さびれゆく津屋崎の挽回策として挙げられたのが馬鉄、活洲会社、海水浴場でした。 明治40年5月27日に「津屋崎活洲会社」を地元の醤油醸造家の占部太平を社長に炭鉱王の麻生太吉、伊藤伝衛門、貝島栄三郎などが大株主になり華々しく店開きをしました。

 渡半島の南端に240mの突堤を築き、2300平米の活洲(いけす)を造り、タイ、ブリ、ヒラメ、エイなど50種余りの魚を泳がせて観賞や活魚料理を食べられる施設を造りました。 冷蔵庫のない時代に生きの良い魚をいつでも食べられる画期的な施設でした。
明治41年9月に開業して評判になり10月には日に450人も客が訪れるほどに繁盛したそうです。
しかし、11月初めに近くでコレラが発生し1か月の休業を余儀なくされ、勢いが削がれました。翌年には大きな台風がきて高潮で活洲(いけす)の魚がほとんど逃げたりと不運が続き、明治43年5月に会社は解散しました。
その活洲場(いけすば)跡が今も残っています。“つわものどもの夢の跡”ですね。

●活洲場(いけすば)跡の位置はここ(Google map)

■参考文献 津屋崎町史

 
 


 ◆ 活洲場(いけすば)跡
活洲場(いけすば)跡

 ◆ 活洲場(いけすば)跡
活洲場(いけすば)跡
 ◆ 繁盛していたときの活洲場(津屋崎町史より転載)
繁盛していたときの活洲場(津屋崎町史より転載)

 ◆ 楯崎神社動画(3分9秒)
楯崎神社の動画案内
 ◆ 楯崎展望所動画(3分9秒)
楯崎展望所の動画案内
 ◆ 親子灯台の動画(2分50秒)
津屋崎鼻灯台(親子灯台)の動画案内


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