◆ 連合艦隊の旗艦であった三笠を模したモニュメント
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東郷公園は大正11年(1922年)から獣医安部正弘(後に津屋崎漁協組合長など)が先頭に立って建設の運動を行い、大峰山頂にできた公園です。
完成した時の除幕式は昭和9年(1934年)6月27日に行われました。
日本海海戦記念碑は連合艦隊の旗艦であった三笠の半舷司令塔型で「日本海海戦紀念碑」の字は東郷元帥の自筆、三笠艦の副砲15センチ砲身が玄界灘を向いて据え付けられています。
大峰山自然公園の山頂にある鉄板の日本海海戦のレリーフは海戦で捕獲したロシアの軍艦「ゲネラル・アドミラル・アプラクシン」4126トンを日本の艦艇とし、「沖島」として改名して海防艦(かいぼうかん)として使っていましたが、
廃艦となったので大正14年(1925年)に町に払い下げてもらい固定、艦内を整備して参観料五銭で日本海海戦の展示艦として一般公開されました。
昭和13年6月に鉄材不足のため沖ノ島艦を解体して軍用資材に提供するよう公文書が届き、昭和14年4月に同艦に搭載した三笠の砲身などの部品を引き取って艦本体を献納、八幡製鉄所によって解体されました。
東郷公園にある日本海海戦のレリーフの鉄板は「沖島」をスクラップにした時の鉄板だそうです。
大峰山自然公園動画(2分8秒)
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