福岡県内徹底探検隊
福岡県内の名所旧跡の紹介
福岡県内の見所、ドライブコース、デートスポットの紹介
孔大寺の大イチョウと孔大寺神社

九州の宿 約1500宿(ホテル、旅館、ペンションなど)の紹介

福岡県宗像市池田2742(孔大寺山の山腹)
< 宗像探検メニュー > < 探検隊メニュー > < 九州観光案内メニュー > < メインメニュー >
九州内のホテルや旅館、ペンション、民宿、ビジネスホテル、国民宿舎など宿泊施設のご紹介
line



 ◆ 孔大寺の大イチョウは推定樹齢は300年で福岡県の指定天然記念物(昭和31年指定) ※ 2016/11/24 撮影
孔大寺の大イチョウは推定樹齢は300年で福岡県の指定天然記念物(昭和31年指定) ※ 2016/11/24 撮影


 
 

◆◆◆◆◆ 孔大寺(こうだいじ)の大イチョウと孔大寺神社 ◆◆◆◆◆

 ● 孔大寺(こうだいじ)の大イチョウ(大銀杏)は孔大寺山(499m)の山腹にある孔大寺神社(孔大寺宮)の境内にあります。だいたい孔大寺山の7合目あたりでしょうかね?
この孔大寺山は、英彦山、宝満山と共に、山伏(やまぶし)の修験道場三山の一つに数えられる霊場で、三山では、何カ年ごと交互に峰入行事が実施されていたそうだ。 現在は、孔大寺山での峰入行事は実施されていません。最後に峰入行事が実施されたのは、明治2年(1869年)とされています。

 大イチョウの推定樹齢は300年で福岡県の指定天然記念物(昭和31年指定)になっています。神社への参拝口は宗像市梛野(なぎの)地区にあり、そこから約820m(石段860段)あります。
山登りに慣れた人なら神社まで20分で上れるそうですが、運動不足な私は35分くらいかかりました。そして、石段がきれいな石段でなくて野石を積んだ石段なので、けっこう疲れます。 それでも上りは、まあまあ良いのですが、下りは膝がガクガクして想像以上に難儀(なんぎ)します。 参拝口にある遥拝所には杖が置いてありますが、その杖をお借りして使った方がいいですよ。杖があるとずいぶん楽です。特に下りが楽で助かりますね。

 2016年11月24日に訪れましたが、下から見ると大イチョウの上の方の葉は散っていました。少し遅かったかな? と思い上りました。 大イチョウの場所に来ると散ったイチョウの葉で、黄色い絨毯(じゅうたん)のようになっており、これはこれで写真的には良かったようです。
この大イチョウは現地の案内板によると樹高34.6メートル、胸高幹回り6メートル、根回り9.4メートル。樹齢は300年となっています。イチョウの木では宗像市で一番古い木ですね。
ちなみに2番目に古い大イチョウは依岳神社の大イチョウで、ここの黄葉は鮮やかでバツグンにきれいですよ。\(^O^)/

 ● 孔大寺神社(孔大寺宮)は昔には孔大寺権現と言っていたようです。今は孔大寺神社とか孔大寺宮、孔大神宮と言ってるようです。ここでは孔大寺神社と書くことにします。
孔大寺神社(孔大寺宮)は宗像大社の摂社(せっしゃ)と由緒書きにありましたが、この摂社(せっしゃ)の意味をネットで調べると「本社に縁故の深い神を祀った神社。本社と末社の中間に位し,本社の境内にある境内社と境外にある境外社がある。」 とありました。簡単に言うと宗像大社と近い親戚の神社という事ですかね? なお、御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと) の二柱です。 この神様は薬の術や医道、酒造諸々を教えたと云われる神様で、わが国で医薬の祖神(医薬祖神)と云われています。そのためでしょうかね? 昔には天然痘が流行した時には天然痘が治ると言われ多くの人が参拝したそうだ。
孔大寺神社(孔大寺宮)は宗像大社の摂社(せっしゃ)ですが宗像大社の御祭神である田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)とは違う神様を祀っているようです。

 多くの写本があり一番古い物は寛永12年(1635年)の写本が現存する宗像大社の「年中諸祭礼衣裳之事」などによると 宗像大社の摂社や末社の内、重要な位置を占めたのは許斐山に鎮座する許斐権現(今の宗像市王丸にある熊野神社)、 孔大寺山に鎮座する孔大寺権現(池田に鎮座する孔大寺神社)、鐘崎に鎮座する織幡宮で、 この三神社は宗像大社にとって特別な存在だったようです。
また、千手堂なる寺(御堂)が孔大寺境内にあったことも「年中諸祭礼衣裳之事」に記載されているそうだ。名前からこの御堂には千手観音像が祀ってあったと分かりますが、実はその像が今も残っているのです。 それは村山田にある梅谷寺の千手観音立像です。この観音像の背中には銘文があり「鎌倉時代の正安3年(1301年)に宗像大宮司長氏が仏師僧定盛に制作させ、孔大寺権現に安置した」ということが刻まれています。 その後、おそくとも江戸時代までに梅谷寺に移され、今日にいたったものと考えられています。その像はすごくりっぱな像です。観音像の写真など詳細はここ

 孔大寺神社の創建の情報は持ち合わせていませんが、遥拝所の所の説明書きによると 寛政年代(1790年)より続く孔大寺宮大祭は毎年3月2日にとりおこなっています。・・・・と書いてあったので、 寛政年代(1790年)には神社は存在し地域の厚い信仰を受けていた事が分かります。創建となると正安3年(1301年)に観音像を安置したとの記録があるそうなので、正安3年(1301年)より以前の創建と思ってよいようだ。 根拠のない推測ですが、創建は、たぶん1000年以上前だと思います。そうとうに古い古社ですね。

※ 掲載した内容は 2016年11月26日時点の内容です。変更になるおそれがあります。自己責任で御利用ください。

動画案内(約9分)


 
 


 ◆ 孔大寺山(499m)の山腹の孔大寺(こうだいじ)神社境内にあり、宗像市内のイチョウでは樹齢が一番古い
孔大寺山(499m)の山腹の孔大寺(こうだいじ)神社境内にあり、宗像市内のイチョウでは樹齢が一番古い

 ◆ 孔大寺山(499m)の七合目辺りにあり、参拝口(登山口)から約30分登ることになる
孔大寺山(499m)の七合目辺りにあり、参拝口(登山口)から約30分登ることになる

 ◆ すでに孔大寺の大イチョウの上の方は散っているようだ? ※ ビッグ写真はここ ※ 2016/11/24 撮影
すでに孔大寺の大銀杏の上の方は散っているようだ?

◆ 孔大寺山の登山口(孔大寺神社の参拝口でもある)
孔大寺山の登山口(孔大寺神社の参拝口でもある)
 ◆ 3〜4台置ける駐車場もある
3〜4台置ける駐車場もある

 ◆ 参拝口に孔大寺(こうだいじ)神社の遥拝所がある
参拝口に孔大寺(こうだいじ)神社の遥拝所がある

 ◆ 鳥居もある(第二の鳥居)
鳥居もある(第二の鳥居)
 ◆ 孔大寺宮の由緒書 ※ ビッグ写真はここ
孔大寺宮の由緒書がある

 ◆ 孔大寺(こうだいじ)神社の遥拝所
孔大寺(こうだいじ)神社の遥拝所
 ◆ 遥拝所には杖が置いてある
遥拝所には杖が置いてある

 ◆ 参道の右に石碑がある
参道の右に石碑がある
 ◆ 天皇陛下の御製(ぎょせい) ※ ビッグ写真はここ
天皇陛下の御製(ぎょせい)が刻んである。 『夜須(やす)高原に苗植ゑにけり人々の訪ひて楽しむ森とならまし』
 ◆ 孔大寺(こうだいじ)神社まで約820m
孔大寺(こうだいじ)神社まで約820m

 ◆ 最初の100m程度はなだらかな道ですが・・・
最初の100m程度はなだらかな道ですが・・・
 ◆ すぐに石段の道になる
すぐに石段の道になる
 ◆ この石段の参道が思った以上にきつい
この石段の参道が思った以上にきつい

 ◆ 道の側に赤い実がなる草がある
道の側に赤い実がなる草がある
 ◆ マムシグサ(蝮草)といい、茎や実に毒がある
マムシグサ(蝮草)といい、茎や実に毒がある




 ◆ 神社までの約3分の1の地点に石碑がある。ここから、かなりの石段の急坂になる
神社までの約3分の1の地点に石碑がある。ここから、かなりの石段の急坂になる

 ◆ 急な石段を上ると緩やかな石段になる
急な石段を上ると緩やかな石段になる
 ◆ 残り 220mの位置に御手洗所の水場がある
残り 220mの位置に御手洗所の水場がある
 ◆ 水はきれいではないようだ
水はきれいではないようだ

 ◆ 最後の石段はけっこう急だ
最後の石段はけっこう急だ
 ◆ 左は孔大寺山の山頂、右は孔大寺神社
左は孔大寺山の山頂、右は孔大寺神社
 ◆ 孔大寺山の山頂への道はかなり悪路のようだ
孔大寺山の山頂への道はかなり悪路のようだ

 ◆ 孔大寺神社への道はイチョウの葉で黄色に染まっている
孔大寺神社への道は銀杏の葉で黄色に染まっている

 ◆ 県指定天然記念物(昭和31年指定)の大イチョウ
県指定天然記念物(昭和31年指定)の大イチョウ
 ◆ 案内板 ※ ビッグ写真はここ
案内板

 ◆ 上の方は散っているが、下の方の葉は残っている
上の方は散っているが、下の方の葉は残っているようだ
 ◆ 大イチョウのパノラマ撮影 ※ ビッグ写真はここ
孔大寺大銀杏のパノラマ撮影

 ◆ 孔大寺大イチョウは推定樹齢300年だが、まだまだ元気
孔大寺大銀杏は推定樹齢300年だが、まだまだ元気

 ◆ イチョウは葉も幹も虫が食わないそうだ
銀杏は葉も幹も虫が食わないそうだ
 ◆ 葉は中央の切れ込みがないので雌株のようだ?
葉は中央の切れ込みがなくスカート型なので雌株のようだ?

 ◆ 奥に孔大寺神社(こうだいじじんじゃ)の社殿がある
奥に孔大寺神社(こうだいじじんじゃ)の社殿がある

 ◆ 狛犬や石灯籠もある(これを、ここまで運ぶだけでも大変だ!)
狛犬や石灯籠もある(これを、ここまで運ぶだけでも大変だ!)

 ◆ 社殿。御祭神は大己貴命、少彦名命の医薬祖神  ※詳しくはここ
社殿。御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の医薬祖神

 ◆ 社殿の中
社殿の中
 ◆ 本殿
本殿

 ◆ 狛犬
狛犬
 ◆ 若いイチョウの木もある
若い銀杏の木もある
 ◆ この木は何だろう? 色が白いがバクチの木かな?
この木は何だろう? 色が白いがバクチの木かな?

 ◆ 参道脇に祠があった
参道脇に祠があった
 ◆ トイレもある
トイレもある
◆ 孔大寺大イチョウ動画(約9分)
孔大寺の大イチョウの動画案内


 ◆ 湯川山の南西の麓に依岳神社(よりたけじんじゃ)の大イチョウというのもある ※ 2016/12/05撮影
湯川山の南西の麓に依岳神社(よりたけじんじゃ)の大イチョウというのもある ※ 2016/12/05撮影


[ 宗像市の魅力が満載♪ ふるさと納税 福岡県宗像市 特産品 返礼品 ]





《宗像地域周辺》
…花の名所

この周辺の宿を探す


波津ゆうれい坂海蔵寺成田山不動寺高倉神社鐘崎織幡神社地ノ島さつき松原承福寺・宗像氏貞の墓 今門のサルスベリ(百日紅) 浄光寺のフジ道の駅むなかた依岳神社の大イチョウ ・孔大寺の大イチョウ山田増福院神湊筑前大島中津宮七夕まつり 宗像大社みあれ祭前夜祭花火大会宗像大社みあれ祭海の道むなかた館 鎮国寺鎮国寺紫灯大護摩供赤間宿跡赤間宿まつり八所宮八所宮秋季例大祭正助ふるさと村グローバルアリーナザビエル教会の旧聖堂原町唐津街道(★九州大道芸まつりin宗像)光岡八幡宮宗像ユリックス日の里団地JR風景(日の里近く)田熊山笠むなかたみんなの山笠宗生寺と馬頭観音許斐山太閤水と殿ん屋敷八並不動尊大祭八並の庚申堂畦町 ほたるの里内殿の日吉神社舎利蔵自然林上西郷弾薬庫跡なまず神社となまずの郷神興神社久末総合公園縫殿神社新原・奴山古墳群津屋崎古墳群今川遺跡 あんずの里静御前の墓白石浜・勝浦浜恋の浦 大峰山自然公園(東郷神社)楯崎神社と親子灯台福津のくぐり岩津屋崎津屋崎祇園山笠金刀比羅神社の御神幸祭豊山神社御神幸祭西鉄宮地岳線福間海岸福間浦玉せり福津市花火大会サンピア福岡諏訪神社JR福間駅 宮地嶽神社 宮地嶽神社(民家村)宮地嶽神社秋季大祭大注連祭長谷寺手光波切不動古墳小竹石穴古墳旦ノ原井戸・飯盛山上大森古墳清瀧清滝水路 興山園医王寺唐津街道青柳宿五所八幡宮人丸神社千年家独鈷寺六所神社梅岳寺薬王寺温泉 脇田温泉竹原古墳

北九州市周辺 筑豊周辺 福岡市周辺











 | 北九州市 | 福岡市 | 嬉野・武雄 | 長崎 | 平戸・佐世保 | 雲仙・小浜 | 玉名・菊池 | 阿蘇 | 黒川・湯布院 | 別府 | 高千穂 | 宮崎・日南 | えびの霧島 | 指宿温泉 |

周辺の宿(温泉宿ほか)

孔大寺神社参拝口周辺マップ(マピオン) 地図の中央 '+' あたりが“孔大寺神社参拝口”の位置です。
孔大寺神社周辺マップ(マピオン) 地図の中央 '+' あたりが“孔大寺神社”の位置です。
宗像市の公式サイト
宗像観光協会(むなかた玄海天然印)のサイト
宗像市商工会のサイト
  *インフォメーション
  ■宗像市役所         0940-36-1121(代表)
  ■宗像市商工観光課      0940-36-0037
  ■市民協働環境部 郷土文化課 0940-62-2600 ← 問い合わせはここ!
  ■宗像市商工会        0940-36-2268
  ■玄海商工会         0940-62ー0070
  ■大島村商工会        0940-72-2747
  *アクセス
  ■西鉄赤間営業所から鐘崎行きのバスで約20分「池田バス停」に下車。ここから徒歩20分で登山口
 [ 地図情報 ]

宗像探検メニューへ戻る
探検隊メニューへ戻る
九州観光案内メニューへ戻る
メインメニューへ戻る






企画・制作 (株)システム工房 ・ 最終更新日.20161126
株式会社システム工房 TEL 0940-51-3019
Google 九州の宿
Web yado.co.jp (よかとこBY)


画面番号:H040242-08610101
Counter