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内殿の日吉神社 (ひよしじんじゃ)

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福岡県福津市内殿125
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◆◆◆◆◆ 福津市内殿の日吉神社(ひよしじんじゃ) ◆◆◆◆◆

●内殿の日吉神社(ひよしじんじゃ)は福津市内殿字笑尺の一番奥に鎮座しています。この字名の「笑尺」も変わった名前ですね。 なにか謂(いわ)れがあるかもしれませんが、その情報を持っていません。

 内殿の日吉神社は、当初は字古内殿の楢ノ木という所に祀られていたが、慶長年間(1596〜1615年)に黒田家より営繕があり元禄年中(1688年〜1704年)に現在の所に遷宮したそうです。

 日吉神社の創建は定かでないようですが、当初は十所王子社と猿王子社という別々の神社であったそうだ。 十所王子社の初見は「宗像大菩薩御縁起」で「十所王子」とあり、「正平年中行事」には「内殿十所王子」と書かれている。 「猿王子社」の初見は「正平年中行事」で「猿王子社」と書かれているようです。

 ちなみに「宗像大菩薩御縁起」は鎌倉末期頃に書かれた文書なので西暦1300年頃の文書です。 「正平年中行事」は宗像大社の末社ごとの年中行事を書上げたもので、正平(しょうへい)は1346年から1369までですから、その頃の文書ですね。
それらの文書に内殿の日吉神社の前身である「十所王子」や「猿王子社」が書かれているという事は14世紀の前半には存在していた事になります。

 当初、「十所王子」と「猿王子社」という別々の神社であったが江戸時代中期、享保年間(1716〜1736年)に十所王子社の社号を「山王神社」と改め、 更に明治初年に山王の号を改め「日吉神社」と改称したそうだ。
「十所王子」と「猿王子社」が何時ごろ一緒になった(合祀)したのは定かでありませんが嘉永七年(1854)の棟札でも「十所王子・申(サル)王子社」とあるので 、その後の幕末から明治初期には合祀されたのであろうと推測されています。

 内殿の日吉神社は当社は、宗像七十五社の一つで末社でした。
ご祭神は 宗像三柱神、建御名方命、天津彦根命、正哉吾勝命、素盞嗚命、熊野樟日命、天穂日命、大己貴命、活津彦根命などです。 全部で十一柱ですから安永六年(1777)建立の第二の鳥居の扁額に「十一社宮」とあるのかな?
それとも「十所王子」+「猿王子社」だから「十一社宮」になったのか? 
ふるさと文化財探訪記(平成3年 福間町教育委員会出版) では後者の説を採用していた。

 拝殿を覗くと三十六歌仙らしい絵馬が見えましたが、安政5年(1858)奉納の「忠臣蔵図」、慶応3年(1867)奉納の「黒田二十五騎図」などの絵馬は 見えなかった。別場所に大事に保管されているのかもしれません。

ちなみに1985年頃までは神楽面十余個と鎧(よろい)一両があったが、盗難に遭い今はないとのことです。神社の物を盗むとはバチ当たりなヤツだ! 捕まえたら市中引き回しのうえ張付けにしなかればいけない(*_*)

●日吉神社の銀杏(いちょう)
 日吉神社のご神木である銀杏(いちょう)は樹齢が約500年、胸高の幹周りは約5.5m、樹高は30mもあります。拝殿に向かって右にあります。 秋には黄葉がきれなようだ。この銀杏(イチョウ)は「日吉神社の銀杏」として福津三十六景になっています。


※ 掲載した内容は 2014年 4月 1日時点の内容です。変更になるおそれがあります。自己責任で御利用ください。

動画案内(約6分)

 
 


 ◆ 桜がきれいな日吉神社(ひよしじんじゃ) ※ 2014/ 4/ 1 撮影
桜がきれいな日吉神社(ひよしじんじゃ)

 ◆ トイレもある
トイレもある
 ◆ 安永六年(1777)建立の二の鳥居と奥の社殿
安永六年(1777)建立の二の鳥居と奥の社殿
 ◆ 一の鳥居のそばの赤い花は何の花かな?
一の鳥居のそばの赤い花は何の花かな?

 ◆ 二の鳥居の扁額には「十一社宮」とある
二の鳥居の扁額には「十一社宮」とある
 ◆ 昭和四年に石垣が奉納されたようだ
昭和四年に石垣が奉納されたようだ

 ◆ 内殿の日吉神社は14世紀の前半には存在していた古社
内殿の日吉神社は14世紀の前半には存在していた古社

 ◆ 「十所王子」+「猿王子社」→山王神社→日吉神社となったようだ
「十所王子」+「猿王子社」→山王神社→日吉神社となったようだ

 ◆ 拝殿の中
拝殿の中
 ◆ 三十六歌仙の絵馬がある
三十六歌仙の絵馬がある

 ◆ 他にもいろいろ絵馬がある
他にもいろいろ絵馬がある
 ◆ 安政五年(1858)の絵馬
安政五年(1858)の絵馬

 ◆ 御神木である樹齢約500年の銀杏(イチョウ)
御神木である樹齢約500年の銀杏(イチョウ)
 ◆ 本殿
本殿
 ◆ 境内社もいろいろある
境内社もいろいろある

 ◆ 厳島神社
厳島神社
 ◆ 福地神社
福地神社
 ◆ 貴殿神社
貴殿神社

 ◆ 須賀神社
須賀神社
 ◆ 天満社
天満社

 ◆ 拝殿の右にも祠がある
拝殿の右にも祠がある
 ◆ 左:厄神社、右:貴船神社
左:厄神社、右:貴船神社





■■■■■ 《 御神木である樹齢約500年の銀杏(イチョウ)の黄葉 》 ■■■■■


 ◆ 樹齢約500年の銀杏(イチョウ)が黄葉してきた ※ 2014/11/27 撮影
樹齢約500年の銀杏(イチョウ)が黄葉してきた ※ 2014/11/27 撮影

 ◆ イチョウの黄葉が降り積もっている日吉神社
イチョウの黄葉が降り積もっている日吉神社

 ◆ イチョウの下にも黄葉の落ち葉がいっぱい
イチョウの下にも黄葉の落ち葉がいっぱい

 ◆ 見上げると黄色の世界
見上げると黄色の世界

 ◆ 堂々としたイチョウの幹
堂々としたイチョウの幹
 ◆ 手水鉢まわりは紅葉の落ち葉
手水鉢まわりは紅葉の落ち葉
 ◆ イチョウとモミジの落ち葉
イチョウとモミジの落ち葉




 ◆ 広い駐車場
広い駐車場
◆ 旧住所は上西郷村大字内殿字笑尺
旧住所は上西郷村大字内殿字笑尺
 ◆ 動画案内(詳細版 約6分)
内殿の日吉神社 動画案内


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