◆ 庚申堂(こうしんどう)は大きなクスの木の下にある
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八並公民館の西側約200mの位置に庚申堂(こうしんどう)があります。小さな瓦葺きの御堂があり中に石(庚申塔)が祀られています。
石(庚申塔)には庚申尊天(こうしんそんてん)」と刻まれているそうだが、ほとんど判別できなかった。
御堂(おどう)は新しく昨年(平成25年)に建替えられたようです。御堂の後ろに大きな楠(クスノキ)が立っており、とても気持ちの良い場所です。
ここはそれほど高台ではないのですが八並森地区などが良く見えます。
福津市内に庚申塔は約100あるそうですが、庚申堂があるのはここだけです。そして「庚申様まつり」を行っているのもここだけです。
伝統を受け継いで末永く続けてほしいですね。
じつは、上西郷の年田組(としだぐみ)でも「庚申祭り」を行っていました。新年最初の申の日(さるのひ)には初庚申(はつこうしん)といい、福岡市早良区藤崎にある庚申さま(猿田彦神社)に
毎年お参りに行きましたが、たいへんな人出でにぎわっていたそうです。しかし、「庚申祭り」は座元(当番)の経済的な負担が大きいと西暦2000年に中止になったようです。残念ですね!
動画案内(約3分30秒)
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