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嘉瀬ノ浦の獅子浮立 (ししぶりゅう)

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佐賀県鹿島市七浦地区(嘉瀬ノ浦・鎮守神社)
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■■■■■ 鹿島市七浦の浮立 関連のページ ■■■■■ 

かしま伝承芸能フェスティバル
鹿島市七浦の浮立

西塩屋の面浮立
東塩屋の面浮立
・ 嘉瀬ノ浦の獅子浮立
飯田の面浮立
音成の面浮立
母ケ浦の面浮立





 
 

◆◆◆◆◆ 鹿島市七浦地区 嘉瀬ノ浦の獅子浮立 (かせのうらのししぶりゅう) ◆◆◆◆◆

 鹿島市七浦の面浮立(めんぶりゅう)は約400年前の江戸時代から伝わる「浮立」で、豊作などを願う神事として県内各地で定着したとされています。
七浦の浮立の奉納は毎年9月の第2日曜日に奉納される神社が多いのですが、ここ「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」と「西塩屋・天満宮」、 「東塩屋・鎮守神社」の3社だけが前日の土曜日に浮立が奉納されました。 厳密に言えば今年(2014年)は浮立が行われなかった「小宮道」と「大宮田尾」も前日の土曜日に行われる地区です。
七浦の浮立はほとんどが面浮立(めんぶりゅう)ですが、ここ嘉瀬ノ浦の浮立は獅子浮立です。面浮立(めんぶりゅう)は鬼の面を付けていますが、獅子浮立は獅子の面を付けています。赤い服で赤い面の獅子と青い服で緑の面の獅子が 太鼓を叩きながら踊ります。踊る所作も面浮立とは違うようです。

  浮立の奉納が行われる「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」は、家数が約50軒ある嘉瀬ノ浦地区の西側の高台にあります。「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」の境内から嘉瀬ノ浦(かせのうら)地区の家々や有明海などが望めます。
七浦地区には「鎮守神社」という名前の神社がいくつかあります。頭に地区名を付けて「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」のように呼んでいるようです。 鎮守神社とは、氏神や産土神などその土地の守り神を祀った神社のことで、農業の神、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が祀られています。ここは海のそばですが、農業も盛んなようです。

 嘉瀬ノ浦(かせのうら)地区の獅子浮立は7時から神事が行われ、10時から獅子浮立の奉納が行われました。7時からの神事は年により違ってきます。来年も7時からとは限らないようです。 と、いうのは神主さん一人が5地区を廻るそうで、どの順番に廻るかは、地区同士の話し合いで8月に決まるそうです。

●車の駐車場は「ここが浮立見学者の駐車場」と用意されたものはありません。駐車を認められていませんが、JA七浦支所の駐車場や嘉瀬ノ浦公民館に数台は駐車できます。あくまでも自己責任でお願いいたします。 少し歩いても良いと思うなら「道の駅鹿島」に駐車して、そこから約 1.2Km(徒歩15分)程度です。
 一番無難なのはJR肥前七浦駅から約1.0km(徒歩約15分)程度ですから、JRで行くかJR肥前七浦駅の周辺に駐車して駅から歩くことです。
まあ、この「嘉瀬ノ浦の鎮守神社」の獅子浮立を地区外から見学に来る人達は少ないです。4〜5人程度で自動車も3〜4台程度ですね。

※ 掲載した内容は 2014年 9月13日時点の内容です。変更になるおそれがあります。自己責任で御利用ください。

動画案内(約8分)

 
 



■■■ 嘉瀬ノ浦の獅子浮立 / 嘉瀬ノ浦・鎮守神社 ■■■ 場所はここ(中央”+”あたり)

 ◆ 嘉瀬ノ浦の高台にある「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」 (2014/09/13 撮影)
嘉瀬ノ浦の高台にある「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」

 ◆ 「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」の鳥居
「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」の鳥居

 「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」では7時から神事が行われ獅子浮立の奉納は10時から11時30分頃まで行われました。その後に食事をし、「道の駅鹿島」に場所を移動して13時40分から道の駅で獅子浮立が行われました。 予定では13時からでしたが40分ばかり開始が遅れました。 「道の駅鹿島」の店内には「浮立コーナー」もできており面浮立の衣装をしたマネキンも展示されていました。

 13日に浮立が行われた「西塩屋・天満宮」、「東塩屋・鎮守神社」は 翌日の14日(日曜日)に母ケ浦(ほうがうら)の鎮守神社でも浮立の奉納が行われますが、ここ嘉瀬ノ浦(かせのうら)地区の獅子浮立はそれもありません。毎年9月第2土曜日に「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」で奉納浮立が行われるだけです。

 ◆ 鳥居の扁額
鳥居の扁額
 ◆ 享和元年(1801年)の字が見える
享和元年(1801年)の字が見える

 ◆ 嘉瀬ノ浦(かせのうら)の浮立は七浦では唯一の獅子浮立(ししぶりゅう)
嘉瀬ノ浦(かせのうら)の浮立は七浦では唯一の獅子浮立(ししぶりゅう)

 ◆ 「勝どき」のように手を上げる、おもしろい動作もする
「勝どき」のように手を上げる、おもしろい動作もする

 ◆ ハグをする獅子
ハグをする獅子

 ◆ 笛と太鼓
笛と太鼓

 ◆ “詩吟”のような口上を述べるのも嘉瀬ノ浦(かせのうら)だけのようだ
“詩吟”のような口上を述べるのも嘉瀬ノ浦(かせのうら)だけのようだ

 ◆ ふたたび太鼓を叩く
ふたたび太鼓を叩く

 ◆ 「神の前(かみのまえ)」の曲にあわせて舞い踊る
「神の前(かみのまえ)」の曲にあわせて舞い踊る

 ◆ 女性による「綾竹(あやたけ)踊り」
女性による「綾竹(あやたけ)踊り」

 ◆ 子供からお婆さんまで年齢差は大きいようだ
子供からお婆さんまで年齢差は大きいようだ

 ◆ 大きさの違う鉦(かね)を叩くのが鹿島市を中心とした佐賀県西部の特徴
大きさの違う鉦(かね)を叩くのが鹿島市を中心とした佐賀県西部の特徴

 ◆ 鉦(かね)は明治3年に造られたようだ
鉦(かね)は明治3年に造られたようだ
 ◆ 鉦を叩く槌は水に浸して柔らかい音が出るようにする
鉦(かね)を叩く槌は水に浸して柔らかい音が出るようにする

 ◆ 境内の一段低い所で獅子を作っている
境内の一段低い所で獅子を作っている

 ◆ 獅子は何組もいる (この獅子は実際の親子)
獅子は何組もいる (この獅子は実際の親子)

 ◆ 壮年の皆さんが鉦(かね)を叩く (鉦(かね)の大きさにより音が違っている)
壮年の皆さんが鉦(かね)を叩く (鉦(かね)の大きさにより音が違っている)

 ◆ 記念写真
記念写真

 ◆ 今度は少年と少女が鉦(かね)を叩く
今度は少年と少女が鉦(かね)を叩く

 ◆ 【11:40頃】 食事をいただく
【11:40頃】 食事をいただく

 ◆ 外部の見学者にも食事が出た(高菜がおいしかった)
外部の見学者にも食事が出た(高菜がおいしかった)
 ◆ 拝殿では宴もたけなわ
拝殿では宴もたけなわ

 ◆ 【12:00頃】境内での獅子浮立の奉納は終わった
【12:00頃】境内での獅子浮立の奉納は終わった
 ◆ 嘉瀬ノ浦 鎮守神社の本尊
嘉瀬ノ浦 鎮守神社の本尊

 ◆ 境内から海が見える
境内から海が見える

 ◆ 嘉瀬ノ浦(かせのうら)には約50世帯がある
嘉瀬ノ浦(かせのうら)には約50世帯がある



 
 

嘉瀬ノ浦(かせのうら)の“三夜待ち”

 「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」の境内に「月夜見命」と書いた石碑がたくさん建っています。これは何ですか? と地元の人に聞いたら次のように教えてくれました。
「これは地元では“さおやさん”とか「三夜待ち」と言って、毎月23日の日に当番になっている家で飲み会を行う仲間達の記念碑です。だいたい近い年齢でグループを作り、昔は年齢差は4歳くらいまでだったが、最近は人口が少なくなって 10歳差ぐらいまででグループを作っている。その会の人達が年を取り全員が50歳とか60歳とかになり、ぼつぼつ我々も石碑を造ろう。といって建てたのが月夜見命(ツキヨミノミコト)の石碑だそうだ。
ちなみに月夜見命(ツキヨミノミコト)というのは、神様の名前だそうです。
なお、飲み会の費用は当番の家の持ち出しで、当番は順番で行うそうだ。

 この“三夜待ち”がいつから始まったのか地元の人に聞くのを忘れました。「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」の境内に10基ばかりの碑が建っており、この「月夜見命」の石碑の人は誰もいないと一つの石碑を指して地元の人が言っていたが、 一番古い「月夜見命」の石碑でも昭和の後半50年代とか60年代にできたようです。明治とか大正でなく、わりと最近の昭和の後半から始まった行事のようです。

 
 


 ◆ 「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」の境内には「月夜見命」という碑がたくさんある
「嘉瀬ノ浦・鎮守神社」の境内には「月夜見命」という碑がたくさんある

 ◆ 地元では「三夜待ち」とか「さおやさん」と言ってる仲良しグループがあるようだ
地元では「三夜待ち」とか「さおやさん」と言ってる仲良しグループがあるようだ




■■■ 嘉瀬ノ浦(かせのうら)の獅子浮立 / 道の駅鹿島 ■■■


 ◆ 13時から、「道の駅鹿島」で獅子浮立が行われる
13時から「道の駅鹿島」で獅子浮立が行われる

 ◆ 【13:40頃】40分ばかり開始が遅れたようだ
【13:40頃】40分ばかり開始が遅れたようだ

 ◆ 「道の駅鹿島」で披露される嘉瀬ノ浦(かせのうら)の獅子浮立
「道の駅鹿島」で披露される嘉瀬ノ浦(かせのうら)の獅子浮立

 ◆ 道の駅のお客さんも「何が始まったのか?」と不思議そうだった
道の駅のお客さんも「何が始まったのか?」と不思議そうだった

 ◆ 今日は暑かった
今日は暑かった

 ◆ 道の駅にある有明海ミニ水族館
道の駅にある有明海ミニ水族館
 ◆ 棚じぶ漁を体験できる小屋
棚じぶ漁を体験できるタナジブ小屋
 ◆ 動画案内(詳細版 約8分)
嘉瀬ノ浦の獅子浮立 動画案内


■■■■■ 鹿島市七浦の浮立 関連のページ ■■■■■ 

かしま伝承芸能フェスティバル
鹿島市七浦の浮立

西塩屋の面浮立
東塩屋の面浮立
・ 嘉瀬ノ浦の獅子浮立
飯田の面浮立
音成の面浮立
母ケ浦の面浮立






浮立 (ぶりゅう)

 浮立は主に佐賀県と長崎県の民衆に根付いた伝統芸能で、 太鼓や鉦(かね)を打ち鳴らして、集団で踊るものが多いです。
浮立(ふりゅう)には面浮立、鉦(かね)浮立、天衝舞(てんつくまい)浮立、一声浮立、獅子浮立など十数種類あります。
浮立とは、豊年感謝の意を表して奉納される神事芸能です。その語源は、平安時代の娯楽「風流」といわれており、起源は南北朝時代〜戦国時代(14世紀前半〜16世紀後半)であろうと推測されています。

■ 佐賀県の浮立

  佐賀県内で有名な浮立は鹿島市七浦の浮立です。七浦地区の「浮立」はほとんどが「面浮立(めんぶりゅう)」ですが、「獅子浮立」や「一声浮立」というのもあります。 特に母ヶ浦の面浮立音成の面浮立は佐賀県の重要無形民俗文化財の指定を受けています。

 天衝舞(てんつくまい)浮立である米多浮立(上峰町)や市川の天衝舞浮立(佐賀市)なども佐賀県の重要無形民俗文化財の指定を受けている有名な浮立です。

鹿島市七浦の浮立 (母ヶ浦の面浮立音成の面浮立 ほか)

米多浮立(上峰町)

市川の天衝舞浮立(佐賀市)


■ 他の県の浮立

八女津媛神社の浮立(福岡県矢部村)


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鹿島市観光協会のホームページ
  *インフォメーション
  ■鹿島市役所     09546-3-2111(代表)
  ■鹿島市観光協会   09546-2-3942
  *アクセス
  ■JR肥前七浦駅から約1Km(徒歩約15分)
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