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福岡県八女市矢部村北矢部4015-1 八女津媛神社境内
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◆◆◆◆◆ 八女津媛神社(やめつひめじんじゃ) ◆◆◆◆◆
八女郡矢部村大字北矢部字神ノ窟にある八女津媛神社(やめつひめじんじゃ)には「八女津媛伝説」があります。
それは、わが国最古の歴史書「日本書記」に書いてある話で、そこにはこう書いてあります。・・・・四世紀半頃 大足彦命(後の景行天皇)が筑紫の国に来られたときに、青くけむる山中を指し、あの一帯を治める者は誰か?と問われた。
その時に大海と言う人が「その名は八女媛と称し、常に山中にいる。」と言った。・・・・・
その八女媛(やめつひめ)を祀っているのが八女媛神社(やめつひめじんじゃ)です。神社の創建は社伝によれば養老3年(719年)だそうです。そして、神の窟(いわや)の中で八女津媛が政治を行ったと伝えられています。
なお、この八女津媛が福岡県八女市や八女郡など、この地方を八女と言う語源になっていると言われています。
うーん、年代は少し違いますが魏志倭人伝に書いてある卑弥呼(ひみこ)を連想させますね。卑弥呼(ひみこ)は3世紀頃の話ですが・・・・女王が国を治めていたのは同じですね。
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■■■■■ 八女津媛神社(やめつひめじんじゃ) ■■■■■
◆ 祭神は八女津媛神であり、養老三年(七一九)の創建と伝えられている八女津媛神社(やめつひめじんじゃ) 動画
◆ 推定樹齢600年の権現杉
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【八女津媛神社の浮立】
八女津媛神社(やめつひめじんじゃ)の浮立(ふりゅう)は昔には毎年奉納されていましたが昭和48年頃から5年に一度奉納されています。
この浮立(ふりゅう)は秋の実りを感謝する「秋の収穫祭」の意味があるらしい。しかし、浮立(ふりゅう)の囃子方(はやしかた)などが持つ唐団扇(とううちわ)には五穀豊穣、国土安穏(こくどあんのん)、天下泰平、国家安全 などと書いてあるので、国家安全を
祈願する意味もあるようだ。
浮立(ふりゅう)は八女津媛神社(やめつひめじんじゃ)の境内で行われ朝の10時から始まります。10時頃までに行けば良いと思い今回は油断してしまいましたが、実はその前に道囃子(みちばやし)というのがあって、
村の道を浮立(ふりゅう)を舞う一行が、舞いながら神社に向かうらしいのだ。これがなかなか風流で絵になるらしいのだが今回は見逃してしまった。
この道囃子(みちばやし)の開始時刻がどこにも書いてないのだが、たぶん9時頃から始まるのではないかと思う?
浮立の舞は、僧の法衣を着た真法師(しんぽち)が指揮者で大太鼓を打つことが中心になっており、それに多人数の囃子方(はやしかた)が加わる形態の舞です。詳しくは動画をご覧ください。
八女津媛神社の浮立 動画(詳細版 12分4秒)
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◆ 八女津媛神社(やめつひめじんじゃ)
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◆ 境内にある神の窟(いわや)
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◆ 八女津媛神社の社殿
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◆ 神社の中の祭殿
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◆ 八女津媛神の像
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◆ 阿弥陀堂
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◆ 阿弥陀堂の中の素朴な仏
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■■■■■ 八女津媛神社の浮立(ふりゅう) ■■■■■
◆ 5年に一度奉納される八女津媛神社の浮立(ふりゅう) ※2009年 11/15 撮影 動画
◆ この浮立は、大太鼓を打つことが中心になっている
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◆ 毛頭(けがら)を冠り、刀を背負った大太鼓打ち
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◆ 大太鼓打ち
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◆ 飛んだり跳ねたり派手な動きをする
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◆ 大太鼓打ちと真法師(しんぽち)
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◆ 指揮者は僧の法衣を着て頭巾を被った真法師
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◆ 六人が、太鼓を打ち、鉦(かね)を叩き、舞い踊る
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◆ 紋付羽織の十人くらいの人が笛を吹く
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◆ 手前のモンペ姿の2名は連(むらし)
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◆ 毛頭(けがら)2名は小太鼓打ち
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◆ 飛び上がる真法師(しんぽち)
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◆ 境内の紅葉もきれい
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◆ 揃いの着物に赤いたすきの囃子方
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◆ 頭には花編み傘
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◆ 唐団扇(とううちわ)を上下に動かす
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◆ 囃子方は氏子の老若男女が演じる
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◆ 七福神の弁才天(べんざいてん)
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◆ 七福神の寿老人(じゅろうじん)
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◆ 道開け役の猿面(さるめん)
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◆ 2009年 八女津媛神社の浮立奉納 記念写真 ※クリック→ビッグ写真
■■■■■ 矢部まつり 矢部川源流公園 ■■■■■
◆ 毎年11月中旬に、矢部川源流公園にて開催される「矢部まつり」
◆ 矢部まつり2009年のポスター
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【矢部まつり】
毎年11月の中旬の土日の2日間に開催される「矢部まつり」は日向神ダムの東の端から500m程度上流に行った場所にある矢部川源流公園で開催されます。
この祭は矢部村の特産品の直売をはじめ、いろいろなイベントを開催して、村に代々伝承されている文化を広く紹介し、都市との交流を深める祭です。
イベントはコケッコ競鶏レースやひ・しゃくなげ大会、矢部川でのやまめ釣り堀、もちなげ大会、歌謡ショー、和太鼓演奏、日向ひょっとこ踊り、郷土芸能「石づき」、
サックス演奏、演劇祭、ザ「宝さがし」などなど、おもしろイベントが盛りだくさんです。
また、奥八女の味覚を満載した農林産物販売や名物のソバきり、だんご汁、焼き鳥などもおいしく味わえます。
それと、県指定の民俗無形文化財となっている八女津媛神社の浮立(ふりゅう)の奉納が矢部中学校の生徒さんにより行われます。
5年に一度は氏子による浮立が八女津媛神社にて朝の10時から奉納されますが、その年は13時から矢部まつりの会場でも氏子による浮立(ふりゅう)の舞が行われます。
ちなみに氏子による浮立(ふりゅう)は2009年に行われましたから、次回は2014年に行われます。
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◆ 深町宏サックス演奏(ショーもいろいろ)
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◆ ヤマメ・ニジマス釣りコーナー(1000円)
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◆ 農林産物販売がいっぱい
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◆ 柿が安かった(1箱800円)
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◆ じねんじょう山芋
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◆ 鉄板で焼くイモ
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◆ 懐かしい発動機も動いていた 動画
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◆ そば処もある
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浮立 (ぶりゅう)
浮立は主に佐賀県と長崎県の民衆に根付いた伝統芸能で、 太鼓や鉦(かね)を打ち鳴らして、集団で踊るものが多いです。
浮立(ふりゅう)には面浮立、鉦(かね)浮立、天衝舞(てんつくまい)浮立、一声浮立、獅子浮立など十数種類あります。
浮立とは、豊年感謝の意を表して奉納される神事芸能です。その語源は、平安時代の娯楽「風流」といわれており、起源は南北朝時代〜戦国時代(14世紀前半〜16世紀後半)であろうと推測されています。
■ 佐賀県の浮立
佐賀県内で有名な浮立は鹿島市七浦の浮立です。七浦地区の「浮立」はほとんどが「面浮立(めんぶりゅう)」ですが、「獅子浮立」や「一声浮立」というのもあります。
特に母ヶ浦の面浮立と音成の面浮立は佐賀県の重要無形民俗文化財の指定を受けています。
天衝舞(てんつくまい)浮立である米多浮立(上峰町)や市川の天衝舞浮立(佐賀市)なども佐賀県の重要無形民俗文化財の指定を受けている有名な浮立です。
★鹿島市七浦の浮立 (母ヶ浦の面浮立、音成の面浮立 ほか)
★米多浮立(上峰町)
★市川の天衝舞浮立(佐賀市)
■ 他の県の浮立
★八女津媛神社の浮立(福岡県矢部村)
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