◆「美の国 日本」では日中の3金印が並ぶ…2005/11/27日まで
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2005年10月20日(木)に九州国立博物館を訪れました。平日というのに沢山の観光バスなどが来ており入館者は多かったです。
この時期は特別展として「美の国 日本」と文化交流展示として「海の道、アジアの路」が展示されていました。
「美の国 日本」では福岡市の志賀島で出土し教科書にも出ている「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」の金印と、この金印と
同じ工房で翌年に制作されたとされる中国の「広陵王璽(こうりょうおうじ)」の金印、福岡の金印と同じ蛇の形の鈕(ちゅう)
(つまみ)を持つ中国の「テン王之印(てんおうのいん)」の3金印が展示されていました。この3金印が全展示の中でも一番人気でした。
福岡の金印は通常は福岡市立博物館に展示されています。今回は借り受けて11月27日まで、国立博物館で展示しています。
それ以外に奈良正倉院の宝物や遣唐使・井真成(せいしんせい)の墓誌(中国所蔵)、韓国の国宝「新羅製金冠」など多くの
国宝級の品々が展示されていました。
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