◆ 従来の旧道を使った場合より約5分の時間短縮ができる
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・形式:ループ橋
・ループの径:200m
・高低差: 100m
・完成:平成20年(2008年) 8月12日開通
福岡県福岡市早良区から佐賀県佐賀市三瀬村に至る三瀬峠は標高580メートルで冬場になると積雪や路面凍結が非常に発生しやすい上、
急カーブ・急勾配という山間部独特の悪状況から交通には大きな障害になっていました。
それらの問題を解決する為に昭和54年(1944年)から公共事業としてトンネル建設工事に着手し、昭和61年(1951年)に三瀬トンネル有料道路として供用が始まっています。
しかし、福岡県側は急勾配・急カーブが残ったままになっており、大型車の通行には非常に不利な状況でした。これらを解消するため、
急な地形をループ橋の形で通行しやすいように改良する第2期工事が2004年から行われ、2008年8月に完了しました。総事業費は約73億円でした。
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