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◆◆◆◆◆ 二日市温泉 ◆◆◆◆◆
二日市温泉は万葉集にも歌われた歴史のある古湯で1300年以上の歴史を持つ温泉地です。
万葉集にも大伴旅人が妻を亡くしたときに詠んだという
「湯の原に鳴く芦田鶴はわがごとく妹に恋ふれや時わかず鳴く」
という歌を残しています。当時は次田(すきた)の湯とか,武蔵温泉と呼ばれていたようです。
江戸時代には黒田藩主のための御前湯も設けられ、その名は今も市営の公衆浴場「御前湯」として残っています。
炭鉱景気の華やかな頃の大正から昭和の初めまでは大いに賑わったようですが、今はマンションが林立するなかに10軒弱の旅館と3軒の公衆温泉浴場があるだけで湯町の風情は消えつつあります。
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