博多どんたく港まつり2014　博多松囃子（まつばやし）・福岡地域別探検

博多どんたく港まつり2014 5月3日博多松囃子

◆◆◆◆◆　博多どんたく港まつり博多松囃子（まつばやし　◆◆◆◆◆

　博多松囃子（はかたまつばやし）は、5月3日と5月4日に開催される「博多どんたく港まつり」の中で行われますが、博多どんたくの起源であり中核と言える祭りです。
松囃子（まつばやし）の起源は公式サイトによると、平安時代、京都御所の正月、宮中参賀の行事である松囃子（まつばやし）が地方に伝わり、この博多でも松囃子が取行われ、発展させたものである。「博多松ばやし」は筑前国続風土記（貝原益軒著）に治承３年（1179）に始まったと記されており、８００年以上の歴史ある祭りです。

「どんたく」古来の姿である博多松囃子（まつばやし）は、馬に乗った三福神が稚児行列とともに練り歩いていたようです。博多町家ふるさと館にその模型展示があります。
また、「どんたく」の名称は、明治時代に一時禁止されていた「松ばやし」を復活させる際に使われ始めたもので、オランダ語のＺｏｎｄａｇ（休日）がその語源であるといわれています。

● 日程・スケジュールなどの詳細は公式サイトをご覧ください

■■■■■ ５月３日　博多どんたく港まつり・博多松囃子（まつばやし）（8:20～17:00） ■■■■■

　松囃子（まつばやし）は4つのグループから構成されており、福神は福神流が、夫婦えびすは恵比須流が、大黒天は大黒流が、そして稚児は稚児東流と稚児西流が２年ごとに交代し行われます。今年（2012年）は昨年に続き東流が担当しました。
恵比須（えびす）は男女二体の夫婦恵比須からなる珍しものです。男恵比須は大鯛を抱え、女恵比須は天冠をかぶり檜扇（ひおうぎ）を手に持っています。

　三福神は福岡博多を練り歩き、各所でお祝いの言葉と博多手一本を披露して、祝い巡ります。稚児流は三福神とは別行程で福岡博多を巡ります。

　この松囃子行事が昔のしきたりをほぼ完全に残しているのは全国でも博多だけで、昭和29年5月「福岡県無形文化財」に、昭和44年「福岡県民俗資料」、昭和51年12月「国撰択無形文化財」に指定されました。

博多松ばやしの動画

どんたく広場周辺マップ（マピオン）　地図の中央 '+' あたりの明治通りが “どんたく広場” となります。

博多どんたく港まつりの公式ホームページ

福岡市の公式ホームページ　（福岡市の観光、伝統工芸品、公共施設の案内など）

  ＊インフォメーション
    ■福岡市民の祭り振興会本部　092-441-1170  （～５月２日まで）
    ■振興会本部　　　　　　　　092-473-9903  （どんたく期間中のみ）
    ■福岡市観光課　　　　　　　092-711-4331
    ■福岡市観光案内所　　　　　092-431-3003