十日えびす大祭２００９（東公園十日恵比須神社）・福岡地域別探検

十日えびす祭２００９　（東公園十日恵比須神社）

◆◆◆◆◆　十日えびす大祭２００９　◆◆◆◆◆

　　福岡市東区吉塚の東公園内にある恵比須神社。ここは七福神の中の恵比寿さんを祭っている神社です。日頃は訪れる人もまばらで閑散としている神社ですが、正月の十日前後の大祭「十日えびす」の日ばかりは多くの参拝者が訪れ、露店も約３００店ばかり出店します。

　「十日えびす」は１月８日の初えびすに始まり、宵えびす、本えびす、残りえびすと４日間１１日まであり、この期間の参拝者は百万人と言われています。
境内には「大当たり～！」、「末広がり～！」、「商売繁盛～！」と縁起の良い声が響きます。これは空くじなしの福引が売られており福笹（ふくざさ）とともに福寄せ（くま手）や福起こし（ダルマ）、福俵などの縁起物が渡されるときの声です。１万人目の大ダルマを当てた人もいました。皆さん恵比寿さん顔負けの満面の笑みでしたね。

　博多芸者さんは島田髪に左褄(ひだりづま)をとって参拝します。この左褄(ひだりづま)とは、裾（すそ）の長い着物を着て歩く時に、左手で褄（つま）を取って歩くことです。褄（つま）とは端（つま）という意味です。ようするに左手で着物の端を持って歩くことです。
このことから、芸者（芸妓：げいぎ）のことを左褄（ひだりづま）と呼ぶこともあります。
また、左手で持つと褄（つま）の合わせ目が左になり、男性が手を入れようとしても入らないことから、芸は売っても身は売らないという芸者（芸妓や舞妓）の誇りを象徴しているのだそうです。

　2009年1月9日に訪れました。今日は金曜日で平日のために、アマチュアカメラマンは少なかったですね。少ないと言ってもコンデジで撮っている人も入れると１００名くらいはいたと思います。（休日なら300名くらいになる）
カメラマンは少なかったが参拝者は多かったですね。福引を買って参拝する人は、70～80mくらいの長い行列になっていました。なお、空くじなしの福引（初穂料）は２０００円です。会社関係の人や商売を営んでいる人の参拝も多いです。

● おまけ…ビッグ写真

十日恵比須神社周辺マップ（マピオン）　地図の中央 '+' あたりが「十日恵比須神社」の位置です。

十日恵比須神社の公式ホームページ

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