◆ 600年間花を咲かせている桜はエドヒガンの古樹
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行き止りの駐車場から徒歩で約30分くらいで登ることができます(万歩計で約1500歩=約800mでした) 標識は数箇所に設置されており道に迷うことはありません。少々きつい登りで息がきれますが、
到着して薄いピンクの花を咲かせている桜を見ると疲れもすっ飛ぶ感じになります。染井吉野の桜は豪華ですが、エドヒガンは品の良い貴婦人という感じです。薄いピンクの小さめな花がなんとも言えない美しさなのです。
推定樹齢600年というと、コロンブスがアメリカ大陸を発見したのが1492年なので、その頃には樹齢100年でここに根着いて
いたわけですよね。杉や楠では樹齢600年以上はたくさんあり、あまり有り難味がありませんが、花を咲かせる木で樹齢600年というのはすごいですね。
ここで600回花を咲かせていることになるんですよね。うーん、感無量です。
この桜は隔年ごとに花付きが良いようです。今年は(2008年)は沢山の花を咲かせていましたので、来年(2009年)はちらほらしか咲かないと思います。西暦の偶数年の方が花付が良いわけです。
例年は4月4日前後が一番の見頃ですが2008年は4月6〜8日頃が一番の見ごろでした。※ 2016年は4月2日が見頃だった。
また、この虎尾桜から約45分上ると源平桜という桜があります。この桜はエドヒガンの一対の桜で、花の色が赤と白であることからこの名前が付いています。
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