◆ 三重塔(天保7年 (1836) に建立)
玩具「きじ車」は1羽のきじが最澄を道案内し、この山に分け登り、苔むしたねむの木の霊木を発見した由来にも
とずき作られているものです。
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◆きじ車
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清水寺は9世紀に唐から帰朝した伝教大師(最澄)が清水山に立ち上がる霊気を感じてここに寺を開いたと云われています。
参道を登るとりっぱな山門があり入母屋2層の姿がこの寺の格式の高さを現しています。
本殿の右上には三重塔があり、もともとは天保7年(1836)に建立されたもので(昭和41年に全面補修され新しくなった)
全体にずんぐりしたボリュウム感のある造りになっています。
参道途中には九州でも数ヶ所しかない名勝と言われている本坊庭園があります。
ほかに、記念館もあり付近の遺跡からの出土品の展示をしています。この地方の歴史の古さや耶馬台国瀬高説を感じさせる
資料がたくさんあります。
なお、九州には三重の塔が4塔あり、この清水寺と
長崎県平戸市の最教寺、
大分県臼杵市の龍原寺(りゅうげんじ)、
、福岡県みやこ町の豊前国分寺跡にあります。
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