◆ 大蛇の口に子供を入れて無病息災を願う「かませ」
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三池には新町(旧三池藩)と本町(旧柳川藩)の祇園があり、祭りで張り合ったようです。「大蛇山」は三池祇園が最初に行いましたが、明治4年頃に現在の本町5丁目の祇園が
三池祇園の大蛇山に習い作り始め、大牟田の各区に広がり六山になりました。現在、大牟田では十数山が作製されています。
伝統ある祇園六山の巡行は前日24日(土曜日)に行われました。写真は25日(日曜日)の大蛇山大集合パレードの写真です。祇園六山以外の大蛇山のパレードですが、
祇園六山の中の本宮彌劔神社(ほんぐうやつるぎじんじゃ)の大蛇山、大牟田神社第二区祇園(銀座住吉山)は出場していました。
以前は、祭りが終わった後、大蛇山の取り崩しと目玉争奪戦が繰り広げられ、大蛇の左目を奪い合いました。
人々は壊れた大蛇の破片を軒先に飾り無病息災・家内安全のお守りにしました。
危険なために戦後禁止となり、現在では安全に配慮して、一部の地域で子供達による目玉とりが行われています。
●大蛇山まつりの日程・スケジュールなどは公式サイトでご確認ください。
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