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福岡県久留米市−佐賀県
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■■■■■ 天建寺橋(てんけんじはし) ■■■■■
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天建寺橋 (てんけんじはし)
天建寺橋(てんけんじはし)は筑後川に架かる唯一のPC斜張橋です。道路面からの高さ54mの二基の橋脚に80本のワイヤーで
橋げたをつるしており、県道138号に架る橋です。
ここに橋ができる前は「天建寺渡し」という渡舟が運行されていたそうです。そして、この辺りは福岡県と佐賀県の県境が入り乱れている地域です。
佐賀県の旧三根町は筑後川の対岸に飛び地があり、その地区の生徒は天建寺渡しを利用して通学していました。
昭和25年2月13日の寒い日に渡し舟が転覆するという事故がおこり6名の児童が犠牲になりました。その後すぐに(昭和25年)天建寺橋ができましたが、
その橋も老朽化し4t以上の車の通行ができないなどの制限がありました。その為に1999年に2代目の今の橋ができました。
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◆ 天建寺橋(てんけんじはし) … 福岡県久留米市大善寺町中津〜佐賀県三養基郡みやき町大字天建寺
◆ 道路面からの高さ54mもある橋脚
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・形式:3径間連続PC斜張橋
・橋長:426m
・支間:102.7+219.0+102.7m
・全幅員:14.6〜17.6m
・有効幅員:車道7.0〜10.0m,歩道2.5m×2主塔高56.0m
・完成:1999年3月
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◆ 橋下(佐賀県側)は河川敷ゴルフ場になっている
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◆ 今は安全な通学ができるようになった
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◆ もちろん遊びに行くにも利用されている
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■■■■■ 六五郎橋(ろくごろうばし) ■■■■■
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六五郎橋 (ろくごろうばし)
六五郎橋(ろくごろうばし)は筑後川に架かる橋で、上の天建寺橋(てんけんじはし)の下流約5Kmくらいの位置にあります。
橋の名前が少し変わっていますが、悲しい話が残っています。
天正13年(1585)といいますから今から約420年ばかり前の話です。
この地方を治めていた西牟田家周(にしむたいえちか)が大友宗麟の攻撃にそなえて急いで川側に城を築くことになったが、大雨で
工事がはかどらず困っていた。水辺に祭る水神様にお願いすると、神主の話では「人柱をたてよ」とのこと。
それで人柱を立てることとなり、築城を命じられていた庄屋の楢橋六左衛門が人柱になり、捨て子であったが庄屋に育てられた吾平が後を追い命を捨てた。
そうすると大雨が嘘のように止み城の建設は進み、奇跡的に大友勢が攻めてくる前に城は完成したのでした。
その後に大友宗麟の攻撃があったが城島城は落ちなかったそうです。
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◆ 六五郎橋(ろくごろうばし) …福岡県久留米市城島町城島〜佐賀県神埼市千代田町迎島
◆ 幅員6mは今となっては少し狭い
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・形式:鋼トラスト橋
・橋長:450m
・幅員:6m
・完成:1966年3月(昭和41年)
楢橋六左衛門と吾平さんのおかげで城も村も助かったと村人は祠を造り丁寧に祀りました。
そして2人の遺徳を後世に伝えるために、昭和になってできた橋に「六五朗」の名前を付けたそうです。
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