◆ 八女福島の燈籠人形のポスター(2007年度版)
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燈籠人形は250年以上も受け継がれるもので、人形を操る方法は全国的にもめずらしく国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
そして、舞台となる木造屋台は、3階建てで釘を一本も使わず総漆塗りで組立式になっており祭りの期間のみ組み立てられます。2階部分が舞台になっており、この屋台には八女福島仏壇の技が生かされ、他にも巧みなからくり人形、提灯、和紙などすべて基幹産業の一翼を担う伝統工芸が関わっています。
この地方の特産品である八女ちょうちんの明かりに照らされ、屋台で繰り広げられる優雅な舞に多くの見物客が見入っていました。
演目は毎年変わるようですが、今年の演目は「薩摩隼人国若丸厳島神社詣(さつまはやとくにわかまるいつくしまじんじゃもうで)」という演目でした。
また、この祭り期間中には多くの露店が出て、白壁の家には紅白の幕が掛けられ祭りムードを盛り上げていました。堺屋(旧木下家住宅)の庭には竹灯篭が灯され、名月に近い月と調和して幻想的な世界を創っていました。
19:00頃から「あかり絵パレード」が行われます。これは地元の団体・企業や学校などが和紙とあかりを用いて作った、張子の「あかり絵」のパレードです。
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