◆ 神秘的な姿が古くから信仰の対象となっている白嶽
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上見坂(かみざか)公園の展望台からうっとり風景を眺めていると、なにか視線を感じました。下を見ると鹿がこちらを見ていました。うひゃー対馬にも鹿がいるんだ・・・
と認識を新たにしたしだいです。
後で聞いてみると最近、鹿とイノシシが増えたそうです。イノシシは対馬藩の時代に農作物に悪さを行うので絶滅させたそうです。それで対馬にはイノシシはいなかったそうですが、
どこからか持ち込まれ、最近特に多くなった。鹿もけっこう多くいて、これは保護動物になっているのでどんどん増える・・・・・と地元の人が困った顔をして言っていました。
うーん、あちらを立てれば、こちらが立たず。難しい問題ですね・・・・
話を戻しますと、この展望台から見る夕陽がまた、素晴らしいのです。霊峰「白嶽(しらたけ)」の山頂部分の石英斑岩の岩肌を赤く染めながら沈む夕陽は幻想的です。特に秋は鱗(うろこ)雲が出て、
夕陽も一層、映(は)えるそうです。いやいや夕陽ばかりではないです。朝日もなかなかのものでした。海から上がる朝日は、正月の初日の出を見るのにも良い場所ですね。
また、ここは戦時中には砲台が設置されていた軍用地でした。今も砲台跡が残っています。
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