◆ 今も自動車の通る現役の橋である
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福岡県内ではめずらしい2連のアーチ橋
・形式:2連石造アーチ
・橋長:20.5m
・橋幅:3.6m
・完成:大正8年(1919年)
現地の説明板によると、この橋のできるまでは岩の上に板切れを
渡しただけの簡単な橋が架けられていたが、大正6年に子守りの
女の子が転落して死亡した。この事件をきっかけに恒久的な安全な
橋を建設しようと、春吉の人々が寄付金を出し合い建設された橋である。
橋のたもとの石碑には春芳58人の寄付者や寄付金額、石工の名前などが
刻まれている。なお、石工は春吉に隣接する道原の中山熊次郎と佐島栄治である。
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