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杉山 瑠璃光寺 ( るりこうじ )

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大分県国東市安岐町糸永1339
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◆◆◆◆◆ 杉山瑠璃光寺(すぎやま るりこうじ) ◆◆◆◆◆

 国東半島中央部の両子山(721m)から行く筋もの小さな川が四方に流れており、川沿いに小さな谷間を造っています。その中の一つである両子川沿いにある杉山地区の集落に瑠璃光寺があります。
この瑠璃光寺は養老元年(717)に仁聞菩薩が開基したと言われています。六郷満山末山末寺であり、最盛時には多くの堂宇を置いて栄えていたが後年、大友宗麟の焼討ちにより焼失しました。 今の寺はその時の講堂であり焼失から免れました(本堂は今の寺より約100m下にあったという)
大友宗麟は豊後の武将でJR大分駅前に仏像があることからも。大分県内では人気のある英雄ではありますが、キリスト教を信仰していたこともあり、国東半島に多くあった寺を焼き討ちしたようです。 国東以外にも、今は福岡県になっている筑後や筑前を攻撃するときも、兵隊に「サンタマリア」と叫ばせて、真っ先に神社仏閣を破壊させたそうだから、とんでもない罰当たり野郎だったのだ。

 
 


 ◆ 質素な佇まいの杉山瑠璃光寺
質素な佇まいの杉山瑠璃光寺


 ◆ 平安中期の作である阿弥陀如来像(県重要文化財)
平安中期の作である阿弥陀如来像(県重要文化財)

 今の瑠璃光寺は普通の民家のような質素な寺です。境内には樹齢600年といわれる百日紅(サルスベリ)の木があり、これは日本一の大きさと言われています。 そして町指定有形文化財になっている鎌倉時代の瑠璃光寺石殿(仏像を彫り込んだ石柱)などもあります。

 本堂には大きな仏像が3体あります(向かって左より釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来)この中の阿弥陀如来はカヤの木の一本彫りで平安中期(藤原時代末期)の作と言われており約1000年前の作です。 この仏像は県重要文化財に指定されています。
他の釈迦如来も平安中期の作で薬師如来は平安後期の作です。これらもりっぱな仏像ですが後の修理が雑であるために文化財に指定されなかったようです。
ほかに修正鬼会(しゅじゅうおにえ)で使用していた面や、地獄・極楽の絵図(明和6年作)などがあります。
 ◆ 仏像の顔は本堂入口からは見えない
仏像の顔は本堂入口からは見えない

 ◆ 釈迦如来如来像(平安中期作)
釈迦如来如来像(平安中期作)
 ◆ 薬師如来像(平安後期作)と十二神将
薬師如来像(平安後期作)と十二神将

 ◆ 修正鬼会(しゅじゅうおにえ)の面
修正鬼会(しゅじゅうおにえ)の面
 ◆ 修正鬼会(しゅじゅうおにえ)の面
修正鬼会(しゅじゅうおにえ)の面

 ◆ 樹齢約600年で日本一のサルスベリ
樹齢約600年で日本一のサルスベリ
 ◆ 鎌倉時代の瑠璃光寺石殿
鎌倉時代の瑠璃光寺石殿



瑠璃光寺撮影談

 私は瑠璃光寺に着いて本堂入口のわずかに開いた戸の隙間から仏像の写真を撮っていたら住職が出てこられた。「おいおい寺に着いて拝みもしないで写真パチパチはないだろう・・・」と怒られてしまいました。 いや〜ごもっともな言葉で反省です。
そして「まあ〜中に入れ」と言われて中に入り線香に火を付け拝みました。その線香も「3本に火を付けるのが普通じゃ、それは過去、現在、未来を表しておる・・・」 あっ、そうですか? 知りませんでした。勉強になります。 そしてなー「この仏像もな左の釈迦如来は前世、中央の薬師如来は現生、右の阿弥陀如来は来世という意味じゃ・・分かるか? 」 そっ!そうなんですか・・・・(汗) なかなか舌の回りの良い住職さんなのであります。

 恐る恐る「仏像の写真を撮っていいですか?」と聞いてみたら、「うーん、普通は撮影禁止なんだが、いいことにしよう」と言われて写真を撮ることができました。なかなか優しいところもある住職さんです。 写真を撮りながら本堂の壁を見ると「撮影禁止」と張り紙がありました。

 それと修正鬼会(しゅじゅうおにえ)の面ですが、上記の写真の一番左の木箱に入った面が一番古く、作成年代は定かでありませんが、鎌倉時代とも言われているようです。 この面は下の顎(あご)の部分が無くなっています。顎の部分は紐(ひも)で吊ってガクガクと動くようになっていたと思われています。(この様式をなんと言うのか知りませんが・・・)

この修正鬼会(しゅじゅうおにえ)の面は国東半島でも一番古い物で、日本でも最古級の面ではないかと思われています。 なお、今はこの寺では修正鬼会(しゅじゅうおにえ)は行われていません。今、修正鬼会(しゅじゅうおにえ)が行われているのは 天念寺、岩戸寺、成仏寺の3ヶ所のみで行われています。詳細は天念寺の修正鬼会(しゅじょうおにえ)を参考にしてください。


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  *インフォメーション
  ■瑠璃光寺    0978-65-0528
  ■国東市役所   0978-72-1111(代)
  ■安岐総合支所  0978-67-1111(代)
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