◆ 平安中期の作である阿弥陀如来像(県重要文化財)
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今の瑠璃光寺は普通の民家のような質素な寺です。境内には樹齢600年といわれる百日紅(サルスベリ)の木があり、これは日本一の大きさと言われています。
そして町指定有形文化財になっている鎌倉時代の瑠璃光寺石殿(仏像を彫り込んだ石柱)などもあります。
本堂には大きな仏像が3体あります(向かって左より釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来)この中の阿弥陀如来はカヤの木の一本彫りで平安中期(藤原時代末期)の作と言われており約1000年前の作です。
この仏像は県重要文化財に指定されています。
他の釈迦如来も平安中期の作で薬師如来は平安後期の作です。これらもりっぱな仏像ですが後の修理が雑であるために文化財に指定されなかったようです。
ほかに修正鬼会(しゅじゅうおにえ)で使用していた面や、地獄・極楽の絵図(明和6年作)などがあります。
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