西椎屋の滝（大分県玖珠町）・写真満載九州観光

西椎屋の滝（にししいやのたき）

◆◆◆◆◆　西椎屋の滝　◆◆◆◆◆

　玖珠町から院内町を通る国道３８７号線。この国道沿いの玖珠町と宇佐市院内町の境界近くにある西椎屋の滝。落差８６ｍの滝で「日本の滝百選」にも選ばれている名瀑で、東椎屋の滝、福貴野の滝とともに「宇佐の三滝」とも言われています。
滝は日出生ダムのすぐ下流にあり、周辺は椎屋耶馬渓といわれている所で秋には紅葉が美しいくダム周辺の森も広葉樹林帯で秋にはきれいな紅（黄）葉となります。

　西椎屋の滝を見るには、駐車場から３分程度の所にある上の展望台と、それから滝そばに下った所にある下の展望台の２箇所あります。上の展望台は元は尾根から滝を見るだけで柵も無くけっこう危ない所でしたが、平成17年に展望台が整備されました。
その上の展望台には「幸せ観音」の祠（ほこら）も造られています。中には青銅製のりっぱな観音像と弁財天の像などがあったのですが、今は肝心の観音像は無く弁財天の像が置いてありました。誰か盗んだのでしょうかね？　そうだとしたらバチアタリな奴がいるものです。即刻返しなさい。
そして、上の展望台からは滝の上の激しく水が噴き出る所は見えますが、滝の下の滝つぼは見ることができません。上の展望台からの景色は、なんかすっきりしない消化不良の気持ちになります。

　上の展望台からの景色では満足できないので下の展望台に行くことになるのですが、けっこう急な坂を約４００ｍ下ることになります。平地の４００ｍはたいしたことないですが、坂道の４００ｍはなかなかきついですね。下りはひざがガクガクし、上りは息がきれます。
　下りは１２分くらいで行きますが、上りは１８分くらいかかります。往復だけで約３０分、見学時間も入れて往復４０～５０分は見ておく必要があります。

　上の展望台からは遠くに滝を見ることになり迫力に欠けますが、下の展望台からは近くに滝を見ることができ、ドバドバドバという滝の音とともに水飛沫が飛んできて迫力満点な豪快な滝の姿を見ることができます。

　その下の展望台の横から、もう少し下におりる道もあります。尋常でない急な石段を下りると滝つぼの近くまで行くことができ、一段と迫力ある滝を見ることができます。行く人は自己責任で、滝つぼに転げ落ちないように気を付けて行ってください。

　また、安心院町には他に落差８５ｍの東椎屋の滝があります。東椎屋の滝も【日本の滝100選】に選ばれている名瀑です。そして、この滝の少し下流に最近話題になっている「宇佐のマチュピチュ」の風景もあります。

西椎屋の滝周辺マップ（マピオン）　地図の中央 '+' あたりが「西椎屋の滝」の位置です。

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  ＊インフォメーション
　　■玖珠町役場　　　　09737-2-1111（代表）
　　■宇佐市商工観光課　0978-32-1111（代表）