◆ 長崎ランタンフェスティバルのイベント媽祖(まそ)行列
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江戸時代の唐人屋敷の内部には、長屋数十棟が建ち並んでいたといわれ、一度に2,000人前後の収容能力があったようです。
その後1784年(天明4年)に大火があり、ほとんど全焼しました。
明治維新後、唐人屋敷は廃止され在留中国人は港に近い新地蔵所跡地に移り住み、長崎独特の中国人街を作ってきたのが、今の長崎新地中華街です。
今の唐人屋敷跡には、明治期に修復改装された土神堂(どじんどう)、観音堂(かんのんどう)、天后堂(てんこうどう)の3堂の遺跡と、
明治元年(1868)に福建省泉州出身者の手によって建てられた旧ハビン会所、その後 明治30年(1897)に改装、改称された福建会館があります。
唐人屋敷跡のお堂を巡ると赤いローソクがたくさん供えられています。これは『ローソク祈願四堂巡り』と言って、ローソクの4本セットを買い、
それぞれのお堂に供えてお参りすれば、幸運に恵まれる。といわれてるのです。その為にどこのお堂に行っても赤いローソクがたくさん供えられています。
長崎唐人屋敷跡 動画案内(約3分)
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