◆ 長崎ランタンフェスティバルの中で行われる媽祖行列
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興福寺(こうふくじ)の雄大な大雄宝殿(本殿)と旧唐人屋敷門は国の重要文化財となっており、
ほとんどが中国工匠による純粋の中国建築で、資材も中国より運送したものだそうです。
その形式はおおらかな重層切妻造りで、内装、外装ともに中国明清風をとりいれ、柱や梁には、人物、鳥獣、花が彫刻され、
とくに、氷裂式組子の丸窓、アーチ型の黄檗天井、大棟上の瓢瓶などは珍しく、中国南方建築の代表作とされています。
また、興福寺(こうふくじ)は我が国最初の黄檗禅宗(おうばくぜんしゅう)の唐寺で、開祖隠元(いんげん)禅師が、中国より初めて日本に渡海され住持した寺です。
そして、日本最古の眼鏡橋を架設した第二代黙子如定(もくすにょじょう)、南画の祖と称される祖逸然(いつねん)禅師など、そうそうたる中国高僧が住持したことでも知られています。
■ 拝観料:大人300円 (2010/4/4 時点の料金)
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