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熊本県球磨郡球磨村大字一勝地
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◆◆◆◆◆ 一勝地橋(いっしょうちばし) ◆◆◆◆◆
一勝地橋は球磨川と芋川の合流点近くに架かる石橋である。橋のたもとの開通記念碑には
大正12年11月建設と刻んであります。
この道は八代から人吉に通じる旧人吉街道であり、昔はこの地方の幹線道路でした。
今は球磨川の対岸に国道219号線が通っており、この道は脇道になっているので交通量は少ないが、
一勝地橋は今も現役の橋として使用されています。
橋のたもとには時代から取り残されたような昔ながらの商店街が残っており、昭和30年代に
タイムスリップした気になります。じつに味わい深い町並です。
(2003/3/10 記載)
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◆ 球磨川の支流である芋川に架かる一勝地橋。この道は旧人吉街道であった。(2003/2/27 撮影)
◆ 今も現役の橋として使用されている
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・形式:1連石造アーチ
・橋長: 25.70m
・橋幅: 5.0m
・完成:大正12年(1923年)
一勝地橋(いっしょうちばし)の近くに熊本県や大分県の山間部で見かける石造りの蔵がありました。石造りの蔵としては大きな蔵であり、
明治から大正時代に造られた蔵と思われます。たぶん一勝地橋建設の前後の時代に造られたのではないかな?
この橋の架かっている芋川の上流1キロの地点に「一勝地温泉かわせみ」があります。
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◆ 開通記念碑
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◆ なつかしい町並みが残っている
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◆ 酒屋さんの石造りの蔵
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■■■■■ 残念だが2008年3月に一勝地橋は新しい橋に架け替えられた ■■■■■
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新しい一勝地橋
2008年8月に再度、一勝地橋を訪れた。そうしたら、なにか町がスッキリしている。
さっぱりし、きれいになっているではないか・・・・・
そして、あの石橋の一勝地橋が無いのだ。よく探すと新しい一勝地橋ができていました。
やけに光輝く橋のプレートを見ると「竣工 平成20年3月」と書いてあります。
残念だが石橋の一勝地橋は架け替えられたようだ。また、ひとつ昔の遺構が消えてしまった。
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◆ 新しい一勝地橋 (2008/8/26 撮影)
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一勝地橋ばかりでなく、橋の周辺も区画整理というのか、分からないが? ずいぶんすっきり整理されて、なつかしさを感じる
町並みも石造りの蔵も無くなっていました。味が無くなった普通の町並みになっていた。残念!!
そこで一勝地温泉のおじさんに聞いてみたら「はい、今年に橋は無くなりました。石橋を移転するにも、今はそれが出来る石工がいなくてですね・・・・」
と、いう話であった。残念だがしかたない。これも時代の流れというものか・・・・・
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◆ 新しい一勝地橋のプレート
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◆ スッキリしてはいるが味が無くなった町並み
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■■■■■ 橋詰橋(はしづめばし) ■■■■■
◆ 橋詰橋の竣工は昭和30年(1955年)で石橋建設の最後期に造られた石橋(2008/9/26 撮影) ※ ビッグ写真
◆ 今も現役の橋として使用されている
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・形式:1連石造アーチ
・橋長: 20.0m
・橋幅: 4.0m
・完成:昭和30年9月
一勝地橋から上流に1キロ弱の地点に橋詰橋はあります。この橋は「一勝地温泉かわせみ」の入口の橋として今も現役で使用されています。
この橋の竣工は昭和30年(1955年)ですから、石橋建設の最後あたりに架設された石橋ですね。
石橋としては最後期の石橋だけに、石橋建造の技術は完全に確立されていた時期です。それだけに橋のデザインも均整のとれた優美な形をしています。
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◆ 優美な形をしている橋詰橋 ※奥は一勝地温泉かわせみ
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◆ 球磨川の支流である芋川に架かる橋詰橋
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