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福岡県朝倉市宮野86
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◆◆◆◆◆ 医王山・南淋寺 ◆◆◆◆◆
医王山・南淋寺(いおうさん・なんりんじ)は朝倉市の宮野地区にある真言宗大覚寺派のお寺です。
なんでも、最澄(さいちょう)が遣唐使船で唐(中国)に渡るときに、航海の安全を祈って7体の薬師仏を彫ることを誓願(せいがん)したそうだ。
そして805年に最澄(伝教大師)が唐から無事に帰国して、九州で七体の薬師如来(七仏薬師)を彫りました。その1番目の像が南淋寺の本尊となっている薬師如来坐像だそうだ。
国の重要文化財に指定されています。南淋寺の開山は大同元年(806)だそうです。
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◆ 最澄(伝教大師)が大同元年(806)に開山した古刹 医王山・南淋寺(いおうさん・なんりんじ) ※ 2010/4/8 撮影
◆ 最澄(伝教大師)さんの像
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この南淋寺の本尊になっている薬師如来坐像は秘仏となっており、なかなか見る事ができません。毎年1月の第2日曜日と4月8日の年に2回だけ御開帳されます。
2010/4/8 に訪れました。この日はお釈迦さまの生誕を祝う「花まつり」が行われる日で、屋根を花で飾った花御堂(はなみどう)が作られ、中に
お釈迦様が天地を指さした誕生の時の像を安置し、その像に甘茶をかけてお祝いします。
甘茶は、お釈迦さまが誕生した時に竜王が産湯(うぶゆ)として、甘露の雨を降らせたという伝説にちなむものです。
国の重要文化財になっている本尊の薬師如来坐像は高さ71cmの像でカヤ材の一木造りです。非常にきれいな像で、とても千年以上経った像とは思えないほどのきれいさです。
ほかに、県指定文化財になっている室町時代に造られた梵鐘や市指定文化財になっている雲版(1704年製)、南淋寺縁起(1726年頃の作)、混繋図(ねはんず)、絵図、掛け軸などの宝物が公開されていました。
外の境内には14世紀に作られた市指定文化財の宝篋印塔(ほうきょういんとう)などもあります。
南淋寺は地図や案内板には「南淋密寺」と書いてあるのが多いようです。正式には「南淋密寺」なのかもしれない?
動画案内(約4分55秒)
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◆ 南淋寺(なんりんじ)の参道
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◆ 三重の石塔
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◆ 南淋寺(なんりんじ)の梵鐘(この梵鐘は新しい)
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◆ 最近、本堂は建替えられ薬師堂は屋根などを改築したようだ(左は薬師堂、中央は本堂)
◆ 今日は2010/4/8 で「花まつり」の日
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◆ 花御堂(はなみどう)の屋根を花で飾っている
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◆ お釈迦様が天地を指さした誕生のお姿の像を安置
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◆ 本堂の中
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◆ 本堂の中の大黒天
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◆ 本尊の薬師如来坐像(秘仏)
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◆ 混繋図と下に半分見えるのは雲版(1704年製)
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◆ 南淋寺(なんりんじ)の薬師堂
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◆ 薬師堂は改築はしているが300年以上経っている建物
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◆ 福禄寿の像と御堂
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◆ 最澄(伝教大師)さんの像かな?
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◆ 十三仏石像
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◆ 塚地蔵(石が祀られている)
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◆ 14世紀に作られた市指定文化財の宝篋印塔など
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◆ 龕堂(がんどう)の中の石仏
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◆ ずらりと石仏が並ぶ龕堂(がんどう)
◆ なにか分からない記念碑がある
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◆ 朝倉市宮野地区にある南淋寺
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◆ 動画案内 ((約4分55秒))
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