昔ながらの技法による素朴な焼き物の里である小鹿田(おんた)焼きが全国に知れるようになったのは、
昭和29年に英国の陶芸家バーナード・リーチさん達が小鹿田(おんた)焼きの里を訪れて以来、民陶小鹿田焼の名は全国に知られるようになったのです。
その後欧州で開かれた世界工芸展でグランプリ大賞、各地の展覧会で数々の受賞を受け、昭和45年には国の記念保存文化財に指定されました。
今も10軒あまりの窯元が谷川の水を利用した唐臼(からうす)で土を砕き、マキを使う登り窯で焼くという昔ながらの技法で焼き物を創っている素朴な焼き物の里です。
小鹿田焼の里を散策すると、方々から「ギーゴットン」という唐臼(からうす)の音が聞こえてきます。なんとものどかな焼き物の里なのです。
なお、駐車場は里の上の方にある小鹿田焼陶芸館にたくさん駐車できます(無料)
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