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佐賀県神埼市神埼町的字仁比山
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◆◆◆◆◆ 九年庵 ◆◆◆◆◆
九年庵は佐賀県神埼市神埼町の北端、仁比山(にいやま)公園の近くです。そこの仁比山(にいやま)神社の仁王門をくぐり、坂の参道を上ると左手にあります。
この九年庵は佐賀県出身の実業家伊丹弥太郎の旧別邸であり1900年から9年の歳月をかけて庭園を築造されたことから、この名前が付いています。
建物は茅葺きの数寄屋建築で庭園は6800uあります。庭園内にはモミジなど約60種700本の樹木が植えられており、
佐賀県内でも類例のない特色を有する庭園であり、平成7年に国の名勝に指定されました。昭和57年に土地は県が購入し、建物については倉田氏から県に寄贈され、今は県の所有となっています。
また、この近辺には仁比山(にいやま)神社や木造トラス構造の 愛逢橋などある仁比山公園、伊東玄朴旧宅、仁比山窯、水車の里などがあり、
家族連れなどでゆっくり散策するには、なかなか良い場所です。
■九年庵
●開園時間 8:30〜16:00
●入園料 高校生以上は300円(美化協力費)
●駐車場 500円(約500台)
●開園期間 11月15日〜23日(平成21年)…九年庵の開園期間は神埼市の公式サイトで確認ください。
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◆ 紅葉が美しい九年庵 ※ クリック→ 別の超ビッグパノラマ写真はここ
◆ 九年庵
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九年庵は年間に9日間しか開園されないため、開園期間の特に土、日、祭日の日は想像を絶する多くの見学者が訪れます。
開園時間は8:30〜16:00までです。9時前後からは駐車場に入るのにも車の行列ができ1時間程度待つことに
なるし、それから園内に入るのにもまた行列となります(ここでも1時間程度の待ちになる)。
待つのはどうも! という方は8時頃には九年庵の前に着くように出かけると良いです。少し早めに開園する場合もあります。そして、平日は9時頃に着くように行けば良いようです。
なお、入園料は九年庵の前で払っていましたが、今(2007年)は本部テントで料金も払うと整理券をもらえます。その整理券を九年庵の入口で渡す方法になっていました。
本部テントがどこにあるかは、公式サイトをご覧ください。
また、九年庵の公開は11月15〜23日が多いようですが、最近は暖冬気味で紅葉も遅くなっています。どちらかというと20日過ぎの方が紅葉も綺麗なようです。
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◆ 外見は質素だが部屋は、けっこう凝った造りになっている
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◆ しゃれた書院造りの部屋
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◆ 長い三間続きの部屋
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◆ 天井や縁側など、竹が多く使われている
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◆ 池と紅葉のモミジ
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◆ 庭の苔(こけ)がきれいだ
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◆ 近年は暖冬で20日過ぎが紅葉の見頃のようだ
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◆ 苔むしている手水(ちょうず)
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◆ たぶん、この離れはトイレだと思う?
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◆ あれれ、もう出口だ!(園内は思ったほど広くない)
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■■■■■ 仁比山神社 (にいやまじんじゃ) ■■■■■
◆ 樹齢800年以上のクスノキ
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仁比山(にいやま)神社は天平元年(729年)僧行基が造ったと言われており、山と農業の神様です。地元では「山王さん」と呼ばれ庶民に
親しまれている神社です。
九年庵に隣接しており、九年庵を出て直ぐに樹齢800年以上といわれている大きなクスノキがあります。「仁比山神社のクスノキ」といわれる木で
樹高約 34.5m 根回り 7.2m あり神埼町の天然記念物になっています。
それから、この仁比山(にいやま)神社も紅葉の名所であり、九年庵の一般公開時期にあわせて、
紅葉のライトアップ(日没〜午後8時まで)が行われます。なかなか幻想的で良いようですよ。
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◆ 仁比山(にいやま)神社の鳥居
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◆ 仁比山(にいやま)神社
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◆ お茶で一服できる (400円)
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■■■■■ 仁比山(にいやま)護国寺 地蔵院 ■■■■■
◆ 仁比山(にいやま)護国寺 地蔵院
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仁比山(にいやま)神社から少し下った場所に仁比山(にいやま)護国寺地蔵院があります。
仁比山(にいやま)護国寺地蔵院は九州西国三十三観音の20番札所となっています。
ここでも、九年庵の一般公開時期にあわせて仁比山観世音菩薩の特別御開帳が行われます。
写真撮影禁止なので写真は撮れませんでしたが、なかなかきれいな菩薩でした。一般的に秘仏というものは、
ちょっと言葉は悪いが「見た目が汚い仏様」が多いですね。あまり人様に見せられないので秘仏にしているのではないかと?思いたくなるのです。
しかし、ここの菩薩像は金箔できらきら輝き綺麗でした。秘仏にしなくて常時公開すれば良いのに?と思いますが、それでは
「ありがたみ」が無くなるからですかね?
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◆ 入口の紅葉がきれい
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◆ 六地蔵尊(縁結び、安産の仏様)
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◆ 福徳地蔵尊
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■■■■■ 仁比山窯 & 伊東玄朴生家 & 水車の里 ■■■■■
◆ 仁比山窯
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護国寺地蔵院から下った所に仁比山窯という焼物の窯元があります。
焼物の事はよくわかりませんが、覗いてみました。だいたい5000円〜10000円の品物が多かったです。
鉄色をした渋い焼物が多く、落ち着いた感じで品があり、「いいなー」と思いました。
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◆ 仁比山窯の焼物
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伊東玄朴 (いとう げんぼく)
伊東玄朴(いとう げんぼく)生家は日本で最初に種痘を導入し「近代医学の父」と言われている伊東玄朴が生まれた家です。
伊東玄朴は長崎でシーボルトに学んだ幕末の医者でした。蘭方内科医として最初に幕医に登用されました。なお、生家の見学は無料です。
● 神埼そうめん
この神埼町は「神埼そうめん」で有名な所です。その「そうめん」の材料の精米と製粉は昔は水車で行っていたようです。明治30年頃には
この地域に水車が60基程度あったそうです。そういうわけで、仁比山地区に水車をよみがえらせようと水車を復元し、
製粉と精米を行なっているのが「水車の里」です。
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◆ 伊東玄朴の生家
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◆ 伊東玄朴 生家の内部
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◆ 水車の里(遊学館)
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◆ 水車の里にて
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