◆ 天手長男神社から出土した石造弥勒如来坐像(レプリカ)
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壱岐の郷ノ浦の繁華街から県道175号線を少し北に行った場所にりっぱな建物の「壱岐文化ホール」があります。
この「壱岐文化ホール」に併設してあるのが「壱岐郷土館」と「郷土美術館」です。
「壱岐郷土館」は壱岐の歴史や考古、民族、美術を映像を交えて分かりやすく紹介しています。
この中に天手長男神社から出土した石造弥勒如来坐像(高さ54.3cm)がありました。レプリカだそうですが、本物のように古色然としていましたね。
この像は延久二年(1070)の銘があり、日本で三番目に古い石像として国の重要文化財になっているそうです。
また、中庭に古代のゾウ「ステゴドン」があります。
この「ステゴドン」は鮮新世後期から更新世にかけて(100万−500万年前)アジアにごく普通にいたゾウだそうです。
大陸から渡ってきたゾウで大陸のものより、小型化しています。
「ステゴドン」の復元は、日本ではここだけだそうです。牙(きば)が長くてマンモスのようです。私はマンモスとゾウの違いがよくわかりません?
※ 郷土史料館「壱岐郷土(史料)館」は平成21年8月31日をもって閉館しました。
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