◆ 中央から湧き出した水が3線の幹線水路に適正に分配される
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現在の円形分水までの通水は明治25年に完成したが、ここから三線の幹線水路に分配する水の量で、お互いに反目し合い、
連日のように水争いが繰り返され騒動を起していたため、昭和9年にこの円形分水が造られたものです。
この円形分水により適正な水の分配ができるようになり水争いも無くなりました。
適正な水の分配とはそれぞれの水路の耕地面積に比例した水の量を配分することです。水の出る四角な穴は全部で20個あり、1着線には5個、2着線には8個、3着線には
7個の割り当てがされています。先人の智恵の結晶である円形分水はC級近代土木遺産に指定されています。
毎年4月10日頃「水神祭」が行われます。
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