六ヶ迫温泉／鷺ヶ迫温泉（大分県臼杵市）・写真満載九州観光

六ヶ迫温泉／鷺ヶ迫温泉（ろっかさこおんせん）

◆◆ 六ヶ迫温泉／鷺ヶ迫温泉（ろっかさこおんせん） ◆◆
　六ヶ迫温泉／鷺ヶ迫温泉（ろっかさこおんせん）はＪＲ臼杵駅から北に約８Km行った、四方を山に囲まれた渓谷にあります。良く言えば自然が豊か、悪く言えば寂しい場所です。ポピュラーな温泉地ではなく、知る人ぞ知る湯治場として古くから利用されてき温泉地で、秘湯ムード溢れる温泉地です。
この温泉は「六ヶ迫温泉」と書いたり「鷺ヶ迫温泉」と書いたりしますが、両方とも“ろっかさこおんせん”と読みます。
なんでも昔々に足を傷つけた白鷺（しらさぎ）が　この温泉に浸って傷をなおしたという伝説により”鷺来ヶ迫”といわれていたそうです。今では一般的に “六ヶ迫”と書くようで、地図にも“六ヶ迫”と書いてあります。

　ここは地図には六ヶ迫温泉と書いてありますが、現地の案内版には六ヶ迫鉱泉と書いてありました。正確には鉱泉のようですね。泉質は炭酸含有食塩泉でラムネのような炭酸を若干含んでいます。飲むと鉄錆（さび）の味がし、美味しくは無いですね。ただ、体には良いようです。特に痛風、糖尿病、肝臓病、胆石、慢性の消化器病、皮膚病、糖尿病、血管硬化症などに効用があるそうです。
動脈硬化に効く温泉は珍しいですね。血糖値が下がったとか血圧が安定したとか、評判はなかなか良いようです。
ここの温泉の良さは九州大学の温検で認められているそうなので、信用して良さそうです。
鉱泉を飲んで、温泉に浸かる事でダブル効果があるそうです。

　六ヶ迫温泉／鷺ヶ迫温泉（ろっかさこおんせん）には「源泉薬師堂」と「下元湯」の２つの源泉があるようです。上流にある「源泉薬師堂」には鷺ヶ迫温泉俵屋旅館があり、「下元湯」には六ヶ迫温泉　しらさぎ荘と小野旅館があります。ここには３軒の旅館があるだけです。ちなみにこの集落には９軒の家があるそうだ。

　「しらさぎ荘」さんの鉱泉に入ってみました。「しらさぎ荘」さんの新館らしき建て屋は新しいですが、本館はかなり古い建て屋です。廊下から地下に降りる感じで階段を下った所に浴室があります。
この浴室もかなりの年代物の感じで床の一部は緑色に染まっています。これは鉱泉の成分のカルシウムイオンやマグネシウムイオンの影響ですかね？　あまり清潔な感じはしないですね。

　湯は土色に濁っており、無臭でヌルヌル感も無いですね。この内湯は加温して温かいですが、加温していない源泉が、一段下がった場所にあります。１７℃の鉱泉なので、かなり冷たいです。私は足を浸けただけで入りませんでしたが、全身を浸かるには、ちょっと勇気がいります。サウナもあるのでサウナで火照った体を冷やすには良いかもしれません。

　「しらさぎ荘」さんの横の川そばに鉱泉場というのがあります。鉱泉を汲み持ち帰る人が、けっこう多かったですね。胃腸病の場合は日に２００ml（１合）程度飲むと良いそうだ。ちなみに１．５リットル５０円です。

※ 六ヶ迫温泉のおしらせ
しらさぎ荘は平成30年5月31日を持ちまして閉店致しました。

六ヶ迫温泉周辺マップ（マピオン）　地図の中央 '+' あたりが「六ヶ迫温泉」の位置です。

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