◆ この山を越えると宮崎県西臼杵郡日之影町大字見立
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過疎化になっている木浦鉱山地区ですが、郵便局もあり、食品・雑貨店もあります。町中で一番の施設は「歴史の里 木浦名水館」という施設で、中には木浦鉱山の鉱石や資料を展示しており、
木浦鉱山の昔の写真などが飾ってあります。うどんやコーヒーなどの食事もでき、「連光寺湧水」を利用した鉱泉である名水風呂(大人:420円)もあります。
木浦鉱山地区にはお寺が2軒あります。日蓮宗の蓮光寺と浄土真宗の正蓮寺(しょうれんじ)です。
蓮光寺の境内からは「蓮光寺湧水」と言われる名水が湧き出ており、豊の国名水15選に選ばれています。
季節や気候の変化に左右されることなく、常に水温が一定に保たれており、水量も豊富で、増水時でも濁らないそうだ。
この水は木浦地区の多くの家庭にも引かれ生活用水として使われているとのことです。名水が蛇口をひねれば出てくるのは羨ましいですね。
木浦鉱山地区は過疎の村ですが、おやすみ処「かわせみ」と民宿 梅路という宿泊施設があります。誰が泊まるのだろうか? と思いますが、山登りする人達の利用が多いようです。
この近辺には傾山(1605mm)をはじめとして、新百姓山(1272.5m)、夏木山(1387m)、木山内岳(1401.2m)、大崩山(1643m)など1000m越えの山が目白押しで、登山家に人気の山が多いのです。
木浦鉱山地区では約400年前にはじまったと云われている「すみつけ祭り」が2年に一度開催され、人口約65人の山里に約1000人の見学者が訪れ賑わいます。
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