◆ 阿弥陀如来坐像以外は痛みがはげしい(右の石窟)
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伽藍(がらん)石仏は3つの石窟があり中と周辺に石仏が彫られています。ただ、風化が激しくて見分けられない石仏も多い。右の石窟には入口に二仏が、
中に阿弥陀如来坐像を中心に左に勢至菩薩像、右に観音菩薩像(欠失している)が彫られています。
中央の石窟には阿弥陀如来像があり、左の石窟には3つの小龕(しょうがん)があるだけで石仏は見当たらない。右と中央の石窟の本尊阿弥陀如来は光彩を彫りくぼめた
中から仏身を厚く出しており、この彫法は鎌倉時代以降の豊後独特の手法であるといわれています。
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