早吸日女神社
TOP>大分県>大分市周辺>早吸日女神社
大分市(旧佐賀関町)の中心街近くにある早吸日女(はやすいひめ)神社。この神社は西暦927年に編さんされた延喜式神名帳に記載されている,いわゆる式内社で,古い歴史をもつ古社である。祭神は八十枉津日神(やそまがつひのかみ),大直日神(おおなほひのかみ),底筒男神(そこつつをのかみ),中筒男神(なかつつのをのかみ),表筒男神(うはつつのをのかみ),大地海原諸神(おほとこうなはらもろもろのかみ)である。現地の説明板によると創建は皇暦記元前7年(西暦紀元前667年)で神武天皇御東遷の途路に速吸の瀬戸(豊予海峡)において海女黒砂・真砂の二神が海底から取り上げて奉献した神剣を御神体として,古宮の地に天皇御自ら祓戸の神(早吸日女神社)を奉献し建国の大請願をたてられたのが創祀である。大宝元年(701)神慮によって現在の社地に遷座。慶長5年(1600)兵火によって社殿宝物一切を焼失したが慶長7年(1602),加藤清正侯当地を領するに当り社殿を再建後,藩主細川侯の再建修築並びに社務所,参集殿新築工事竣工,更に神社の荘厳さを加える。とのことです。
境内には神楽殿や神明社,天満社などの多くの神社が祀られています。また,拝殿の屋根はこの地方独特の瓦技法を伝える屋根で浦島太郎や三重塔などのユニークな瓦が乗っています。
前へ/11/12/13/14
上位画面へ戻る↑
トップページ