本陣跡
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江戸時代,平戸藩は,江迎を通り佐世保を経て東彼杵までの[平戸街道]を通って参勤交代を行っていた。国道204号線そばにある,この建物は,参勤交代のおりにかならず藩主が宿泊した宿舎(本陣)であり,平戸藩主松浦熈(ひろむ)が天保元年(1830)に再整備したもので,長崎県下でも唯一当時のまま残っている貴重な文化財である。
藩主専用の座敷(お成りの間)は一段高く造られ,賊の侵入を防ぐために2重天井や床下に格子張が施されている。また,山下家は元禄年間(1688-1704)から酒造りを行っている旧家で,当時の酒母蔵(もとぐら)が残っており長崎県指定文化財となっている。上記の建物の見学は予約が必要。
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