西川内橋
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海岸沿いを通る県道18号線そばの西川内地区にﾎﾟﾂﾝと石橋がある。まわりに人家はなく風格のある石橋のみがあり異様に目立つ存在である。この橋は大正9年(1920)7月にできた石橋で今の県道18号線ができるまではこの地区の幹線道路であったという。今は通る人も少ないようで橋を少し過ぎると雑草が道に生えている。
石橋の長さは15.5m,幅員は3.5mで車のない社会であれば十分な大きさであったと思われる。まだまだ石組はしかりしている。また,橋の周辺は畑になっておりﾈｷﾞを栽培していた。この近辺はﾈｷﾞが特産品なのであろうか?海岸の干潟ではｱｻﾘを取っている人達が数人いた。橋ができた大正時代とあまり変わらないであろう,のどかな風景が残る地域である。
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