◆ 国指定天然記念物のアイラトビカズラ (2002年4月23日 撮影)
|
アイラトビカズラは霊華「優曇華」(うげんど)と呼ばれ「霊華時を隔て開花することあり。開花すれば必ず国家的事変が
ある」と言い伝えられてきました。昭和4年5月に35年ぶりに開花し翌年満州事変が勃発しました。また、仏教の世界では3千年に一度
開花し、その華の開くときは金輪王が出現するといわれています。(金輪王とはインドにおける理想的帝王のこと)
このように、昔からなかなか開花しなかった花であるらしいのです。しかし、ここ相良町のトビカズラは近年毎年開花しています。
相良町の相良観音の南約1キロ程度のところに公園があり、アイラトビカズラの藤棚があります。駐車場もトイレもあり整備されている公園です。
場所は下のマピオンの地図を参照ください(詳しくはマピオンの尺度の切り替えを 1/21000 にしてください)
近くの相良観音(相良寺)にもトビカズラがあり、750年前に造られたすばらしい菩薩像があるので、ぜひ足を運んで見てください。
近縁種に大分県佐伯市蒲江のカマエカズラがあります。
|