鍋山磨崖仏
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豊後高田市と杵築市(旧大田村)の境近くに[三の宮の景]とい景勝地がある。この近くに鍋山磨崖仏がある。県道34号線(豊後高田安岐線)の道そばに小さな標識がでている。この県道から80段ばかりの急な階段を上った所の岩壁に彫ってある。磨崖仏は覆屋が造られておりその中に不動明王,矜羯羅(こんがら)童子,制多迦(せいたか)童子の三尊がある。不動明王は高さ2.3mでかなり肉厚で彫られている。両脇の童子は風化が激しく細部は分からない状況である。
製作年代は造形などから鎌倉時代(1190〜1334)の早い頃と推定されている。
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