石貫ナギノ横穴群
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菊池川支流の繁根木(はねぎ)川の右岸の岩壁に250mにわたって分布している横穴群である。6世紀頃に作られた墓であり県教育委員会の調査では48基が確認されている。
墓室の天井は切妻,寄棟,アーチの3種類あり,入口は二重,三重の飾縁となっており,円文,同心円文,三角文を赤や線刻で描いている。とくに墓室内には舟や弓,矢,太刀などが描かれている。このような文様のあるものを装飾横穴と呼び15基が確認されている。また,内部からは鉄製の鉾(ほこ),鏃(やじり),玉類などが見つかっており,国指定史跡となっている。
ここから北西方向に約400mの位置に下記の石貫穴観音横穴があり,ここにも横穴があり国指定史跡となっている。
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