◆ 月知梅天満宮の前にある月知梅
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この月知梅の名前は延宝元年(1673)第19代藩主、島津光久が来観したときに『月知梅』と
命名したものです。香積寺(こうじゃくじ)には藩主や知名士が梅を見に訪れています。そうとう昔から梅の名所として
有名であったようです。
ここの梅は臥龍梅(がりゅうばい)とう種類の梅で、幹が横に傾き龍のように地をはう性質があります。
今から200年前までは一株のものであったが、その後、枝が伏して根を張り、四方に繁殖したといわれて
います。なお、原株は明治に枯れてしまいました。今の梅は原株から分れた株で毎年2月の中旬の頃に満開となり、
美しい白色八重の花を付けます。
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