薦神社
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薦(こも)神社は承和(じょうわ)年間(834-848)の創建と伝えられている古社です。社殿の西に広がる三角(みすみ)池を神体とし,池を内宮,社殿を外宮として称しています。草創(そうそう)のときより宇佐神宮との関係は深く,宇佐行幸会(うさぎょうこうえ)のとき,神輿(みこし)に納める霊代(みたましろ)の枕は三角池の真薦(まこも)で作る習わしであったそうです。
宇佐神宮は全国四万余社といわれる八幡社の総社ですが,その宇佐神宮の発祥の地は,この薦神社であろうと考えられています(宇佐神宮の元宮であると言われている)。
現在の社殿は江戸時代末期のもので,神門は江戸時代初期の元和元年(1621)の墨書があり,細川忠興の造営であると考えられています。この神門は他に類例をみない形式の二重門で,江戸時代初期の門として学術的にも重要な建築物であり,国指定重要文化財になっています。
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