高良大社の観光情報1

高良大社


TOP>福岡県>筑後>久留米地区>高良大社

 耳納連山の最西端,標高312mの高良山にある高良大社。社伝によると,履中(りちゅう)天皇の時代(400〜405)の創建であるとあり社歴はそうとう古い。正殿に高良玉垂命(こうらたまたれのみこと),左殿に八幡大神(はちまんおおかみ),右殿に住吉大神(すみよしおおかみ)の三柱の祭神を祀っており,健康,長寿の神として親しまれています。

 『延喜式』では名神大社に名を連ね,筑後一の宮として人々の崇敬を集め,九州一の総社とも称されています。10月の大祭には大宰府から勅使がたち,九州九ヶ国から国司・郡司が参集するのが通例であったようです。近世には有馬氏の崇敬も厚く二代忠頼が明暦元年(1655)に石造大鳥居を三代頼利が万治3年(1660)に現在の本殿,寛文元年(1661)に幣殿・拝殿を七代頼僮が中門,透塀,神楽殿などを造営し寄進しています。

 現在の大鳥居,本殿,弊殿,拝殿はいずれも国の重要文化財です。また社宝に「紙本墨書平家物語」(重要文化財),「絹本著色高良大社縁起」(県文化財)などがあり,山中の孟宗金明竹(天然記念物)や高良山神籠石(史跡)なども貴重なものとして保存されています。

 祭典行事は6月1,2日の厄除神事「へこかき」,10月9日〜11日の「おくんち」がよく知られており,延命長寿,厄除開運を願う参拝客でにぎわいます。


高良大社の観光情報2

高良大社の観光情報3

前へ/11/12/13/14/15/次へ


上位画面へ戻る↑
トップページ