若宮八幡宮
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草野町吉木(よしき)にある若宮八幡宮は,文治3年(1187)平家討伐に軍功のあった草野太郎永平が摂津の難波津神社より勧請したもので,その後何回かの修理や改築を行い現在にいたっています。
若宮八幡宮には,草野氏の居城である竹井城と発心城を中心とする二幅の縁起物があります。縁起には居城の他に,武家屋敷や若宮八幡宮,祇園社,熊野権現などの建物や祭りが描かれています。また山辺往還(やまべおうかん)や武者行列などもあり往時(おうじ)の草野地方の状況を見ることができます。おの二幅の縁起は人物の服装や風俗から江戸時代中期以降の作品と考えられ狩野派系統の画家によって描かれたようです。複製が草野歴史資料館に展示されています。それと宋風狛犬などが保存されています。
なお2年に1度9月15～16日に古式豊かに行われる御神幸祭は市指定無形文化財となっています。
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