香春神社の観光情報1

香春神社


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 香春岳(かわらだけ)一ノ岳のふもとにある香春神社。社伝によると祟神(すじん)天皇の時代(西暦300年頃)の創設とされています。『豊前国風土記』によればこの神社の神様である鹿春(香春)の神は新羅より渡ってきた神様で香春岳の一ノ岳,二ノ岳,三ノ岳にはそれぞれの神三体が鎮座しているとのことです。

 この香春神社は西暦927年に編さんされた延喜式神名帳に記載されている式内社です。祭神は辛国息長大姫大目命(カラクニオキナガオオヒメオオメノミコト)と記載されています。この祭神名の頭2字辛国(からくに)は韓国あるいは唐国を意味する字です。

 香春岳は昔より銅の産出した場所であり,奈良東大寺の大仏造営(西暦752年大仏開眼)にも相当量の銅が,ここから搬出されたと言われています。この香春の銅山の採掘や精錬に従事したのが新羅系渡来氏族集団であり,この集団の守り神が香春神社であったのであろうと言われています。この神社は香春岳山頂の三ヶ所に分祀されていたのを和銅二年(709)に今の地に合祭したものです。香春三社大明神と称され広く人々の崇敬を集めてきた神社です。


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