◆ 2003年には車の通行はOKであったが今は禁止
|
・形式:石造アーチ
・橋長:17.9m、幅員 4.6m
・完成:1810年
秋月目鏡橋は藩主の命を受け家老宮崎織部が長崎の石工を雇い文化7年(1810年)に築造させた石橋です。
この橋は我国唯一の御影石(花崗岩)造りの石橋であり県指定有形文化財になっています。
御影石は墓石などに使われる石なので、石の中でも高級の部類に入る石で、
秋月城下町の入口にあった橋であり、りっぱな石橋を造ろうとした当時の入れ込みを感じます。
しかし、この石橋を造るには大変な苦労があったようです。と言うのは、
この橋は1805年(文化2年)に工事が開始され、約2年後の完成直前に崩壊してしまったのです。再度の工事で1810年(文化7年)にようやく完成しました。工事を開始してから5年の歳月が掛っての完成なのです。
|