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諸富町の除福伝説


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 除福は初めに杵島の竜王崎(佐賀県白石町)に着き上陸しようとしたが葦(あし)が茂っていて上陸できず,海に大盃を浮かべ,これが着いたこの地に上陸したそうです。この除福上陸地は旧名を浮盃(うばい)新津といい[除福上陸地]の石造りの標識や[除福上陸記念碑]などが立っています。ここは金立権現神社の跡地で金立神社跡の記念碑もあり,現在も除福を偲んでの祭りが行われているそうです。

 そして除福一行は上陸後に井戸を掘って手を洗った。と言われています。その音が訛って寺井の地名になったとも言われています。御手洗という地名もあります。この時の井戸もありますが民家の中にあり外から井戸は見えません。民家の人に言えば見せていただけるようです。

 そして新北(にきた)神社には除福が植えたというビャクシンの木もあります。このビャクシンは日本の温暖な地方にありますが自生するものはほとんどなく,植樹されたものがあるだけです。このような自生の古木はめずらしそうです。また,除福の古里である江南地方には自生のビャクシンの木が多くあるそうです。そして除福一行はしばらく,ここに滞在し,やがて不老不死の薬を求めて北方にそびえる金立山に向かったと伝えられています。


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