小城
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小城市小城町は天山山系の山々が穏やかな山並みとなり,そして佐賀平野となる場所にあり,滝と名水と花と温泉の町です。
小城町は正和5年(1316)に下総から千葉氏が小城に下向し,須賀神社の山上に千葉城を築いたのが今日の小城町のはじまりであると言われています。その千葉城があった場所は今は千葉公園となっており,展望台があり小城の町並みを一望のもとに見ることができます。また春には桜が咲き,隠れた桜の名所となっています。
しかし,なんと言っても小城町で一番の名所は[清水の滝]でしょう。西日本随一の名滝といわれており,別名[珠簾(たますだれ)の滝]とも,また[西の華厳(けごん)の滝]とも言われるほどで幅13m,落差75mの滝です。しかもこの滝を流れ落ちる水は[全国名水百選]に選ばれたほどの清流なのです。その豊富で冷たい清流によって晒された鯉は,身がしまり川魚特有の臭みがなく,おいしいと評判です。滝周辺には鯉料理を食べさせてくれる店が沢山あります。
その他の小城の見所は桜の名所である[小城公園],五百羅漢などがあり小城藩主の菩提寺であった[星巖寺(せいがんじ)],2月中旬-3月上旬に1万本の梅が咲く[牛尾梅林]などがあります。
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