成仏寺の修正鬼会
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この成仏寺で旧正月五日(隔年)に修正鬼会(しゅしょうおにえ)が行われ,国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。この鬼会は,1説によれば,養老年間(717-724)に仁聞菩薩が国家安穏・五穀豊穣・万民快楽の諸願成就のために,六郷28ケ寺の僧侶を集めて[鬼会式六巻]を授けて創始したといわれています。日本古来の1000年以上前の伝統的宗教観を彷彿させる珍しい祭礼なのです。
この鬼会は成仏寺では本来旧正月五日に行われるのです。2008年は2月11日が旧正月五日なのに,なぜか1日早く10日に行われました。なぜ開催日が変わったのでしょうか? 翌日が休日の方が集落の若者が参加し易いと言うことでしょうかね? そうなると次回の2010年はどうなるのか心配です。
それで2008年2月10日に見学に行き写真を撮ってきました。明るいうちの成仏寺も写そうと思い少し早めに行きました。着いたのが15時頃でした。参道の石段には二対の仁王像があります。いつ頃の作なのだろうか? ちょっとネットで調べたら[天保2年(1831)の作]と書いてあるサイトがありましたが4体共そうなのか?分かりませんでした。
しかし,国東には実に仁王像が多いですね。なんでも国東には全国の石造仁王像の8割があるそうです。
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