口之津の観光情報1

口之津


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 島原半島の最南端,有明海の入口に位置し,早崎半島に囲まれた天然の良港である。16世紀に領主有馬義貞は口之津を開港し南蛮貿易の拠点とした。1567年に最初の南蛮船が来航した。このときの来航地が[南蛮船来航の地]として現在の海岸線より約300m程度山手にあり,まわりは公園として整備中であった(1999/7/20)。以後1590年に日本で最初の活版印刷機が入ってきたりと口之津は国際色あふれる港町として大いに栄えた。

 また,領主有馬義貞はキリスト教の布教を許し,教会が建てられ住民の大半はキリシタンになった。しかし以後徳川家康の禁教政策により有馬直純は日向(延岡)に移封され,後の松倉重政,次の勝家の時代には一層禁教政策の監督が強化され多くの犠牲者が出た。そして1637年についに島原の乱が発生し4ヶ月の戦いで一揆軍3万人余りは全員戦死し口之津の領民も全員戦死した。その後天領であった小豆島より住民が入植し,口之津は復興した。


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