加津佐
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人口約8500人(平成7年国勢調査)の加津佐町はバレイショやイチゴ,温州みかんなどの栽培がさかんで町中央を流れる堀川の河口部では水田地帯も広がっている。
16世紀の有馬氏の時代にはキリスト教が栄え教会やセミナリオやコレジョが設立された。コレジョでは天正19年(1591)に活版印刷機が持ち込まれ我国で初の活版印刷が行われたことでも有名である。
島原の乱では加津佐の住民も原城に立て篭り全員戦死したため一時無人の町となったが,その後小豆島の人が移り住み町は再興した。
加津佐駅は島原鉄道の終端であり,駅周辺にはバンガロウ村があり,駅から徒歩3分程度で前浜海水浴場に行ける。
白砂青松の海水浴場が2つ(前浜海水浴場,野田浜海水浴場)あり夏場は大いににぎわっている。この2つの浜に挟まれた位置に高さ90mの岩戸山があり厳吼寺がある。頂上東端には大智禅師が座禅していたという座禅石があり加津佐の町並みや長崎半島,天草の島々が一望できる。
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