眼鏡岩
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佐世保の眼鏡岩は市内瀬戸越町にあり,高さ10m,長さ20mに達する巨大な砂岩壁。厚さは1.5mでその中に直径8mと5mの穴があいています。ここで昼寝していた鬼がう〜んと手足を伸ばした時に両足が岩に当りポッカリ穴があいたと昔から伝えられています。実際は数十万年前この辺が海だった時代に波によりできた海食洞穴といわれています。
平安のころたまたまこの地に来た弘法大師(空海)がこの奇岩を見て[仏縁の地なり]といい千手観音像と梵字を彫られたと伝えられていますが,今は風化で薄くなり判別が難しい状況です。旧藩時代には平戸八景の一つに数えられ,軍港時代には佐世保名所随一と言われた景勝地であった。春は桜,秋はもみじと四季それぞれの風情があるところです。また,眼鏡岩の周辺は公園になっており無料駐車場もあります。近くに西蓮寺があります。
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